Aragoto Senkenbutai ~Infinity

infinityのバイクミニチュア、aragoto senkenbutai(荒事先遣部隊)。
片持ちのスイングアームに特徴的なリアタイヤのホイール、さらにはステアリングの切り方が皆目不明というバイクに惹かれて購入。
が、パーツの合いがイマイチでやる気を喪失。それから1年ほど寝かせて今に至る。

ミニチュアの素材はホワイトメタル。パーツは以下。
真っ二つになってるバイクが問題のパーツ。面倒なのでスキマ埋めは最低限で対応。
他、組み立ての際、ライダーをバイクに接着してしまいたいところだけど、塗装がしづらくなるので位置調整だけして最後に乗せる方向で。

プライマを吹くとこうなった。
ライダーは置いてあるだけ。
それぞれのケツには持ち手用の真鍮線を突き刺す予定。

カラースキームは青がメイン。
イメージとしてはヤマハのあの青を想定。m1とかr1のカウルに使われてるやつ。
実際はメタリックなので同じ感じにするのは無理だけど。

で、塗ったら完成。
どこからどう見ても目指した青ではない件。
ハイライトが明るすぎるというか、水色すぎるというか。
もっと紫の色味が欲しい気はしつつも、実際に紫を加えると全然違う色になるというジレンマ。

パッケージによれば、アタッシュケース的なものを積んでる方がhacker、ないのがspitfireというクラス(あるいはジョブ、ポジション)らしい。
そのspitfireの位置調整に失敗したため、正面から見るとかなり左に傾いてる。右足もステップから浮いてるし、もっとシートの後ろの方に座らせて擦り合わせるべきだった。

路面のマークは適当に。
矢羽根のやつは踏むと加速しそうな雰囲気。そんなゲームがあったような遠い記憶。

そしてhackerの中身がこちら。
「荒事」「先遣部隊」と思い切りカウルに書いてある。
ビミョーにダサいのは気のせいなのか、判断の別れるところと言えよう。

infinityのバイクミニチュアはわりと良く出来ているので結構手を出していたりはするものの、ツアラー系に関してはデザインが無難すぎて面白みに欠ける印象。
おかげで在庫にはアメリカンなやつかスーパースポーツしかない。

ので、もっとブッ飛んだツアラーバイクのミニチュアを出してくれまいか、と勝手に期待しているのであった。

Black Fangs' Commander ~Ragecraft

プライマだけ吹いて放置中のミニチュアをさらに片付けてゆくシリーズ。
今回はragecraftのblack fangs' commander
つまりはこれの続きのpart2であり、パーツなどの詳細もそちらを参照。

ミニチュアの出来は全体的に良好。
顔のモールドがやや不鮮明ながら、小さいのであまり気にはならない。

以下、すでに吹かれていたプライマ状態。
カラースキームはpart1に準拠しつつ、オークの肌の色を青っぽくしたい。ガミラス人のように。
そして塗り分けが多くて面倒くせー、などとぶつくさ言いながら完成。
槍(というよりはグレイブ、あるいは薙刀と呼んだ方が良さそうな武器)を突き出したポーズがナイス。

citadelのthunderhawk blueを元にした肌の色は、思ったほどガミラス人ぽくはならなかった。
ハイライトは同russ greyと白を使用。

鎧のnmmは再びdawnstone、武器の方はvallejoのdark grey。
多少の差別化には成功したかもしれないので、これを基本にレシピを模索してゆきたい。

ベースにはいつものコルクボード。
表面が平坦すぎていかにもコルクなので、パテなどでテクスチャを付けておけば良かった。

最後にセットの3人が集合。
残りの1体もpart3としてそのうち塗る。年内か年度内くらいに。

と、前にもこんなことを書いて結局実現しなかったので、最高にあてにならない予告であることは、ぜひ断っておきたい。

Dragon Lady, Imperial Service Judge ~Infinity

infinityのdragon lady、漢字で書くと竜女。
にもかかわらず、竜要素がどこにもないという謎のミニチュア。

買った理由は忘れた。
ただ、2年近く在庫として眠っていたことだけは確かである。

ミニチュアの素材はホワイトメタル。
パーツは以下。
ディテールは良好。
組み立ててプライマを吹くとこうなる。
傘をさしているのがユニーク。
随伴するブタもまたミステリアス。
このままだと塗りづらいので、傘の接着は最後。

カラースキームはvallejoのturquoiseを使おうとだけ決めて、あとはその時の気分で合う色を選択。
で塗ったら完成。
ブタを見やるポーズが印象的。全体の構図も面白い。
傘の配色はキノコぽいけど。

その傘は蛇の目ということで白丸だけ。
桔梗の模様を描こうと思ってたけど、5枚の花びらをバランスよく並べられないので諦めた。

竜女さんには黒目を入れてある。が、下から覗き込まない限りは見えない。
見えない方が良いくらいの出来なので、好都合とも言える。

ブタの方は呪泉郷のアレに落ちた目つきの悪いアイツを思い出してモチーフに採用。
が、少々黒すぎる感じもあるので、もう少しグレー寄りにした方が見栄えは良かったかも。

ベースはgreen stuff worldのレンガを切り貼りして石畳に。
このあたりの色味に関しても定番レシピの策定が急がれる。

そういうわけで、傘にブタという何だか良く分からない組み合わせが良くも悪くも印象的なdragon lady。
結局竜要素が見当たらないので、傘に「竜」の字を書いたりしたら愉快だったかもしれない……などと思ったり思わなかったりするのである。

Oronox Captain Konstantin ~Signum Games

signum gamesのデカいニワトリoronoxと、それに乗った人konstantin
ダチョウやチョコボとは一線を画したoronoxの謎生物ぶりが気に入ったので買った──わけではなく、konstantinさんがわりとカッコイイ感じだったので購入。

ミニチュアの素材はレジン。
それなりに弾性があるソフトタイプ。感触としては硬めのビニールに近い。
パーツは2つで本体とマント(写真には写ってない)のみ。
分割すらしていない本体の潔さに笑う。
これはoronoxとkonstantinさんの強い結びつきを感じざるを得ない(適当)。

ディテールは良好。
気泡による小さい穴があったりはするけど、かなり接近しない限りは見えない。
ので埋めてもいない。塗装する時まで気づかなかったのは内緒。

プライマを吹いた写真は撮り忘れた。
よって塗装中のものを。
マントは別で塗って最後に接着予定。

カラースキームはニワトリの方をインコ的グリーンに。あとはそれに合う色を随時決定。
で、完成したらこうなった。
oronoxの謎生物ぶりが光る。
ニワトリ系グリフォン、あるいはキメラと言った方が正しそう。
少なくとも鳥類ではない。

oronoxの緑はvallejoのolive green。そこにivoryを加えてハイライト。
結果、なかなか良い感じのインコグリーンになった、ような気がする。

剣はcitadelのdawnstone。
シルバーのnmmはこれくらいの明度のグレーを元に明暗を付けていく方が良いかも。
と言いつつ、レシピの探求はまだまだ続く。

なお今回は写真の背景を黒にしてみた。が、白の時と印象がだいぶ変わる。
白だと同じライトを当てても暗めというか。こんな風に。
その分、黒は白飛びしやすい感じ。
細かい設定をいじるのは面倒なので深入りする気はないけど、こちらも適宜試してゆきたい。

以上、signum gamesのkonstantinさんは総合的に良く出来たミニチュア。
鎧騎兵を偏愛する向きにオススメであり、空想生物好きでも満足の一品と言えよう。
そして、さんざんニワトリと呼んで侮辱したことを今さら謝罪するのである。

Bolton Flayed Men Part II ~A Song of Ice & Fire

プライマだけ吹いて放置していたミニチュアを手早く片付けてゆくシリーズ。
今回はbolton flayed menの続き。先週からのa song of ice & fire繋がりで。

塗るのはこれ。
フレイルを振り回すワイルド全開な騎馬兵、その2。
ディテールはフツー。
カブト(あるいはヘルメット)の顔面部分のモールドが危ういのは、その1と同様。
武器であるフレイルの柄も歪んでるし、モチベーションを上げる要素は少なめ。
放置されるのもやむなしと言えよう。

カラースキームはその1を踏襲。考えるのが面倒、かつ省力化のため。
あとは適当に塗って完成。
その1と全部同じ色にするのもつまらないので、ズボンをvallejoのdark sandで塗ってみたら違和感しかない件。
そして意図せずしてタミヤのリモネン接着剤と同じ配色に。
なお、塗り直す気力はなかった模様。

馬は栗毛をイメージ。
a song of ice & fireのミニチュアは、馬の出来だけは良いので露出が少ないのは残念。
このあたりも放置が促進される要素のひとつ。

nmmに関して、暗い部分よりも明るい部分の面積を多めにした方がそれっぽく見えるんじゃないか説。
その説によれば、このミニチュアのnmmはイマイチ。
黒鉄の鎧という設定的には合っているとも言えるけど。

で、塗り終えたものはまた箱の中へ。
はたして残り2体を塗り終えるまでこのシリーズは続くのか。
今回で打ち切りになりそうな気配を漂わせつつ、あとは未来の自分に丸投げし、そっと箱にフタをするのである。

Kimera KolorsのNMM

pegaso modelskickstarterを支援したらクーポンをくれた。
kimera kolorsが2割引になるやつ。
以前から気になっていた塗料でもあるので、これは良い機会とばかりに基本色とnmmのセットを買ってみた。

kimeraは1本30mlと容量が多く、ボトルの形状もマトモ(citadelのゴミクズボトルに比べれば)。
色数は少ないので混色が前提。
値段的には同容量のvallejoよりもやや高く、citadelよりはだいぶ安い。
送料を考慮しなければ、常用できそうな印象ではある。
日本でもフツーに買えるようになったら嬉しいけど、その場合、本国よりも価格は上がりそう。
だったらvallejoで良いや、となるかも。

で、そんなkimeraのnmmセットを試すのが今回の目的。
塗るのはこれ。a song of ice & fireのrose knights
ぱっと見では分かりにくいけど、ディテールはビミョー。というか良くない。
カブト(あるいはヘルメット)まわりはモールドが潰れて不鮮明だし、肩や膝アーマーの装飾も怪しい。
そんな感じに残念ポイントが多めなので、イケニエとして捧げられることとなった。南無。

まずはプライマを吹く。
vallejoの黒に、ボリューム確認のためのグレーサフ(タミヤ)をうっすらと。
面倒なのでどっちもスプレー。
vallejoのスプレー缶はボトルのプライマとは成分が違うらしく、触ってると表面がベタベタしてくる。
持ち手などを付けて直接触らないようにした方が良さげ。

一方のnmmセットにはこんな感じのリーフレットが入っていて、塗り方を解説。
ゆえにこの通りにやれば誰でも最高にグレートなnmmを再現可能!!
……なわけはなく、どう頑張っても作例通りにならないことを経験的に知っている。
とりあえず、マネをする努力だけはしてゆきたい。

早速塗り始めてみたら、ステップ1の時点ですでに手本と色が全然違うという事実。
それでもめげずに塗ってみた結果がこれ。
なぜこうなった…まるで別物ではないか!?
全体的に青いのも気になる……。
黒を混ぜる手順を忘れたりしてるので、それが影響してるかも。にしたって青すぎだとは思うけど。
あと茶色(ground brown)が強すぎ。フツーは使わない色だし、もっと少なくても良さそう。

などとイマイチな出来にはなったものの、実験としてはまずまず。
今後はkimera kolorsも使用してnmmを実践してゆく。

さて、ミニチュアをこのまま中途半端にしておくのもアレなので完成だけはさせる。
剣だけは塗り直した。
再びvallejoのdark sea blueで。けどやっぱり剣に使うには青味がきつめ。

ディテールがもう少し良ければなぁ……と名残を惜しみつつ、箱に戻したら終了。
残りは9体。
いつ塗れるやら。いや、そもそも塗る気があるのだろうか。

それは誰も知らない。

Keila, the Green Knight ~Signum Games

またsignum gamesで買ってみたので作成した、緑の騎士ことkeliaさん。
ただでさえ暑いので、さらなる暑苦しさを避けるべくオッサン以外を選択。
が、keliaさんと一緒に買ったのは全部オッサンの模様である。

ミニチュアの素材はレジン。そのパーツ一式。
多少のパーティングラインと表面の荒れがあったりはするものの、ディテールは良好。
これらを組み立ててプライマを吹くとこうなる。
背中の盾は別で塗って最後に接着予定。

カラースキームはそのまんま緑をメインに。
我ながら無難であり条件反射であり思考停止と言えよう。
でもそんなの気にせず塗ったら完成。
緑系の色でまとめたこともあり、それなりの統一感があるという印象。
髪の毛も緑にしようと思ってたけど、結果的にはやめといて良かった。

目はモールドよりも大きめに。黒目のこともあるし。
尖った耳からしてエルフだろうし、多少は大きくても許されるはず。

剣はvallejoのdark sea blue。
でもこの色、緑の成分も強めな気がする。
フツーにグレーを使っとけば良かったかもしれない。

ベースにはバークチップのかけらをのせて、朽ちた木ぽいものを作成。
ミニチュア側に真鍮線を仕込む余裕がなさそうだったので、足裏に元から付いていた余剰部分を利用して固定(パーツの写真参照)。
表面を少し掘って、それからまたパテで埋め戻すという面倒な作業である。
バークチップに枝っぽいマテリアルとか、もっと鮮やかな花っぽい草が欲しいなぁと思いつつ。

そういうわけで、keliaさんは緑の騎士に恥じぬ緑っぽいミニチュアとなって満足したのであった。
そしてオッサンを作ろうと作るまいと暑さは何も変わらないのであり、暑苦しいなどと言ってオッサンミニチュアを避けることに何の意味もなかったと認識するのである。

リーオー ~バンダイ

ガンダムアッセンブルのリーオー。バンダイがようやく固定ポーズのミニチュアを出したということで、試しに買ってみたプラモデル。今のところ4つのセットが発売されてはいるものの、 公式ホームページ のやる気のなさから見るに、その前途は不明瞭である。 そんなリーオーのランナーは以下の1枚。...