Errant Of The Order Of The Shield ~Conquest The Last Argument of Kings

暑くてやる気が出ない。しかし手は動かす。1日1工程を進めるだけでも良い、1日1色を塗るだけだって構わない。そうした積み重ねの上で完成したのが、conquestのerrant of the order of the shieldである。にしても、長い名前のミニチュアである。

そんな盾の秩序さんの素材はレジンで以下パーツ。
ゲーム用のトレイが目を惹くものの、無用の長物なので廃棄予定。
ディテールは良好ながらバリが多く、パーティングラインもハッキリ。パーツの合いはフツー。

さっさと組み立ててプライマを吹いた。
盾を持った右手は仮留め。雰囲気の良さげなおっさんミニチュアの予感がする。

カラースキームはコートを青系、鎧はスチール、他は適当に。で、塗ったら完成。
今さらだけど、背中のハンマーのようなものを塗るのを忘れた(作例参照)。プライマは吹いてあるので、近いうちに片付けて接着しよう。

コートの色は青というよりターコイズに近い。そして上半身のコントラストが弱め。下側に比べて陰影の強調が不十分というか。レシピはvallejoのperiscopesでハイライトはプラス白。

鎧と盾はastridの時にも使った、citadelのwarpfiend greyとvallejoのfrozen fleshのレシピ。手軽にナイスなnmmになる印象なので、今後も微調整しながら使ってゆきたい。対して、盾のフチ部分の金色nmmがイマイチ。基本に立ち返る必要がありそう。

他、フードがあるせいで目が塗りづらい。よって黒目を入れるのはあきらめた。

以上、長い名前のerrantさんは期待を裏切らないおっさんミニチュア。この暑いなか、暑苦しいおっさんミニチュアを作る。こんなに楽しいことがあるだろうか?(いやない)。どうやら今年の夏もまた、錯乱気味のようである。

Pinup Storm Knight Armor ~Kingdom Death

地獄のように暑い夏が到来しているので、涼を求めて露出度が高めのミニチュアを作成してゆく。それが、kingdom deathのpinup storm knight armorである(pinup of death 3より)。

素材はプラスチックでランナー1枚。
ディテールは最強。このサイズで手の指までシャープに再現されている。
パーツの合いはフツー。首と体との間にスキマができるけど、埋めるのは諦めた。

3分割された頭の構造がミョーに分かりづらく、完成写真と見比べながら組み立て。そしてプライマを吹いた。
頭と背中の煙状パーツは仮留め。細かい造形が目を惹くものの、その細かさゆえにキッチリ塗るのは困難。ので、ある程度無視してハイライトだけを入れる想定。

カラースキームは鎧を紫、他はその時の気分で決める。で、完成。
どこかで見たことのある色の組み合わせ。具体的な名前は出てこないけど、記憶にはあるみたいな。

髪は青系の方が良かったかも。あるいはもっと明るいピンクにするとか。このように、髪の色決めはいつも迷うポイントである。印象を左右しやすい箇所だけに、どうにかしたいところ。

背中から生える煙状の謎物体はパーティングラインの処理が不完全。プライマを吹いたあとに気が付いた。色に関してはやや黄緑が強すぎる感じ。

他、ベースとの固定がほぼ点なので強度面で不安。0.5mmの真鍮線を仕込んではいるものの、ミニチュア側にもベース側にも余裕がないこともあって、横からの力で簡単に倒れそう(塗ってる最中にもやらかした)。

以上、kingdom deathのpinup storm knight armorは胸といい尻といい構造的繊細さといい、いろいろな意味でkingdom deathらしいミニチュア。が、涼などどこにもないので注意が必要である(知ってた)。

RX-7 ~マックスファクトリー

トップをねらえ! 第1話のシーンを再現した、マックスファクトリーのrx-7。カシハラさんの冴え渡る顔芸、その次くらいに印象深いあのキックが炸裂した瞬間を切り取ったプラモデルである。

ランナーは以下の2枚。
ディテールはフツー。パーツの合いはガンバスターよりも良い。が、合わせ目が目立つ構成は同様で、気になるから適当に処理しておいた(赤いノリコ機の左足をのぞく)。

組み立ててプライマを吹いたところ。
各パーツは仮留め。
頭がやや小さい感じはするものの、全体のプロポーションは悪くない。

カラースキームは設定通りで、特に考えることなく塗ったら完成。
ダイナミックなポーズがナイス。このキットの良さはそれに尽きると言えよう。

両機体の色は写真だと白に見えるけど、実際はivory(vallejo)である。劇中ではもっと黄色がかってはいるものの、個人的にはivroyが最適と判断した。白系ということでコントラストが出しづらく、影の部分が不足している。そこは塗装面での反省ポイント。

以上、マックスファクトリーのrx-7は固定ポーズの良さを最大限に生かしたプラモデル。出来が良いだけに、カシハラ機(青い方)の下半身の省略が惜しまれる。ここはプラスチックの使用量をケチらず、全身を作って欲しかった。それにより多少の値段が上がっても、この手のキットを買う物好きならば、きっと許してくれるだろうと思うのである(すでに許した)。

Z3R0 ~Bigchild

bigchild のアンドロイドシリーズ(勝手に呼称)からz3r0。現在、当のbigchildはサイトリニューアル中ということで商品ページにはアクセス不可。今年1月からずっとこんな感じなので、このままフェードアウトしてしまうのではないかと危惧している。ミニチュア販売だけではあまり...