Dusk Wolf ~Privateer Press

privateer pressのロボ、dusk wolf
作業用機械みたいな容貌が気に入ったので買った……ような記憶がある。
もう1年以上前のことなので、正直あまり覚えていない。
パーツを見てすぐに作る気をなくしたこと以外は。

ミニチュアの素材はホワイトメタル。
以下、パーツ一式。
頭が2つ、武器は腕用が3つ、肩用が2つ同梱し、そこから選ぶ形式。
ディテールはそれなり。派手なパーティングラインが目立つ。
組み立ては予想通りに大変。
重量があるせいで、接着箇所のほとんどに真鍮線を入れることになった。
接地しづらい足は位置合わせが必須。パーツのガイドがまるで当てにならない。
やる気がなくなるのもやむなしと言えよう。

最高に面倒くせー、と悪態をつきながら組み立て。
で、プライマを吹いたところ。
トップヘビーなアンバランスさが際立つデザイン。
足は細いし、すぐ転びそう。まさに鈍重。
そういうわけで、カラースキームは重機を意識して黄色になったのであった。
スマートに動きそうはないけど、メカメカしくてカッコイイ。
最近のロボが失ってしまった無骨さ、あるいは泥臭さのような何かを感じる。
これがノスタルジーか……。

ボディの色はvallejoのscrofulous brownと白を加えたハイライト。
黄色でも茶色でもなく、明るめの黄土色といったところ。

武装はパッケージや作例と同じ。
右腕はバトルライフル、左はリッパーことチェーンソー。肩にはレールガン。
頭はニューラルネットタイプを選択(作例はスカウトタイプ)。
その頭こと外殻オプションによってゲーム内で能力が変わる模様。
ニューラルネットだと、5インチ以内の味方ユニットの守備力アップとか。

武装や頭に関しては、磁石を仕込んで差し替えられるようにしても面白そう。
相手がメタルなので強力なリュータがいるけど。グラインダでも可。
ただし、労力に見合う自己満足が得られるかどうかは不明。

以上、ダサカッコ良くてナイスなdusk wolfはwarcasterとかいうゲームに登場するロボ。
同ゲームには他にもロボが出ているようなので、気が向いたら買うかもしれない。
と言いつつ、作るのが超面倒なので買わないかもしれない。

そんな面倒を喜んで許容できる器量みたいなものを、いつかは身につけたいと思う今日この頃である。

Vincent the Oronox Knight ~Signum Games

signum gamesの鳥騎士、vincent
馬上槍が長くてナイス。たとえ鳥に乗っていようとも。

ミニチュアの素材はソフトタイプのレジン。
槍が反っていたので曲げて修正してたら先端がポッキリ折れた。
ソフトタイプとはいえ柔軟性はそんなもの。
パーツは2つで、鳥に乗せれば組み立て完了。
プライマを吹くとこうなった。
例によって別々で塗るので、接着は最後。

カラースキームは鳥部分をkimera colorsのred shadeメイン。そこから鎧の色を適当に決定し、塗ったら完成。
鳥が青すぎる感あり。
red shadeに重ねるハイライトはもっと明るめの色にした方が良さげ。
配色はルリビタキを参考に。

鎧はvallejoのdark greyがベース。
鳥の色との組み合わせを考えるのが面倒になり、結局無難なスチール系となった。
単色だとアレなので盾の装飾だけはちょっと変えて気分転換。

セットで買った同僚の鳥ライダー、konstantinとの比較。
キャプテンと名乗っているだけあって、konstantinさんの方が装飾過多気味。
マントもあるし、これが階級の差か……。

以上、大胆かつ大雑把なパーツ分割が愉快なvincent。
ほぼ組み立て不要なので面倒くさがりにもオススメのミニチュアと言えよう。
signum gamesには他にも鳥ライダーのミニチュアがあるようなので、時期を見て購入し颯爽と在庫へと加えてゆきたい。

Luna's Soldier ~Nocturna Models

たまにはデカいものも塗ってゆく。
ということでnocturna modelsのluna's soldier
数年前にブラックフライデーのセールで買った。なにしろ半額だったので。

サイズは70mm(人物部分の実寸8cm弱)で、スケール的には1/22くらいと思われる。
カーモデルでお馴染みの1/24でも良いけど、その場合、この人の身長は2m近くになる計算。

パーツは以下。
ディテールと引き換えにパーツの合いを失った、いわゆる良心的なレジンキット。
スキマを埋めて組み立ててプライマを吹くとこうなる。
カラースキームの選定は難航。シンプルな服装だけに色の組み合わせが難しい。
とりあえず寒色を使わないことにして、あとはボリュームとコントラストを意識。
で、塗ったら完成。

正直、ソルジャーぽくはない。
格好からして防御力ゼロだし。お腹も冷えそう。
刀みたいな武器からすると、サムライソルジャーなのかもしれない。

肌色部分はおおまかにエアブラシで吹いて、筆塗りで調整。
参考にしたのはgiraldezのこの動画。
持ってない色は近似色で代用。したら全然違う肌色になるの巻。

髪の色は最後まで迷ってオレンジ系に。
濃いめのブラウンでも良かったかもと思いつつ。

台座(英語ではplinthと呼ぶらしい)はホームセンタで買ってきた200円の木材を着色。
溶きパテを塗ってマジメに表面処理をしたのでわりとキレイになった。
でも高さはこの半分くらいで良かった。持ちやすくはあるけど。

最後に近めのやつを。

背景が黒い方がカッコよく見える説。
なのに白背景なのは、露出を下げたら台座が溶け込んで視認しづらくなったから。

デカいミニチュアは存在感がある。と同時に邪魔でもある。
このluna's soldierもそこまでデカくはないけど、個人的には許容できる限界サイズのようにも感じる。
これ以上大きいと作るのも塗るのも面倒になり、完成したらしたで邪魔なだけという悲しい事態を迎えがち。
その末路がどうなるか……言うに及ばずである。

ので、存在感と邪魔との危ういバランスを取りながら、今後も適切なサイズのミニチュアを選別して買ってゆきたいと、あらためて思った次第である。

Kodjo, the Wandering Warrior ~Signum Games

獣人は最高である。
ゆえにsignum gamesのkodjoも最高である。
そんな自明の理屈をよそに、kodjoをどのように発音するかは不明である。
英語読みだと『コヨ』かもしれない。
が、正確なところは分からないので、その二つ名にちなみ、『流浪のライオン戦士』と呼ぶことにする。

そんな戦士はレジン製。
パーツの合いはイマイチ。
特に左の肩アーマーとタテガミとの間のスキマがヒドイ。埋めないと髪のモールドが途切れる始末。
他に左足や下アゴの接続部分も気になるけど、ディテールが良いのですぐ許した。

組み立ててプライマを吹いたところ。
にしても獣人は最高だぜ……などと興奮を覚えつつ造形を鑑賞。
塗装のことを考えて、盾は仮留め。
右手の武器も同様にした方が良いと思われる。接着したら何かと邪魔だったので(触りすぎてポロリした)。

カラースキームは某ライオンヘッドをモチーフに。ベギラマを使ってくるやつ。
あとは塗ったら完成。
まず第一に、ライオンヘッドではなくマントゴーアにしておくべきであった。
鎧にも似たような色を使っている関係上、体との区別がつきづらい。
なお塗料はkimeraのyellow oxideで、思ったよりも黄色くなる感じ。

タテガミは同phthalo blue red shade。
この色は一見して青ながら、塗ると紫に見える。白を加えると青が前面に出てくるけど。
なかなか良い色であることには違いないので、今後も多用してゆきたい。

鎧はkimeraのnmmをリベンジ。
kickstarterのストレッチゴールとして、クーポン以外にも任意のチュートリアルを無料でもらえたので、すかさずコレを選択。
で、流し見したら、kimera colorsに同梱のリーフレットが省略しすぎなことが判明。
ここで混色するって書いてないじゃん、みたいな。
まあ、すべてを文字だけで説明するのは無理なので仕方がない。

そんな動画のマネをした結果が、スチールぽい方のnmm。
まだ青み(morning sky)があるものの、以前よりはだいぶマシになった印象。
glazeだけに頼らないnmmの手法は興味深いものでもあった。
色のレシピはそのままに、ゴールドの部分や武器にもその手法を採用。

ベースは百均で揃えたマテリアルで適当に作成。
ジャングルぽくしようと思ってたけど、ライオンが生息するのはサバンナであることに気づき、結局何だかよく分からない中途半端なものが誕生した。

以上、流浪のライオン戦士さんはグレートなディテールを持つマーベラスなミニチュア。
獣人好きなら迷わず買え、そう言わざるを得ないほどにアメイジング。
つまりは、そのあふれる獣人ぶりが、やっぱりどう考えても最高なのである。

Z3R0 ~Bigchild

bigchild のアンドロイドシリーズ(勝手に呼称)からz3r0。現在、当のbigchildはサイトリニューアル中ということで商品ページにはアクセス不可。今年1月からずっとこんな感じなので、このままフェードアウトしてしまうのではないかと危惧している。ミニチュア販売だけではあまり...