Kumiko the Millennium Sorceress ~Signum Games

なぜ久美子なのか?
まずその疑問が浮かんだsignum gamesのkumiko

が、モチーフを見て納得。
九尾の狐は九尾狐(くびこ)とも呼ばれるらしいので、それを海外的に発音しやすくして久美子、ではなくkumikoになったものと勝手に推測。

とか言いながら、ミニチュアには7本しかしっぽがないので、どこまでオリジナルを把握しているのかは不明。異国風ジャパニーズミニチュアによく見られるアバウトさが、遺憾無く発揮されている好例と言えよう。

そんな久美子の素材はレジンで、パーツはこれ。
ディテールは非常に良い。文句なしのレベル。
多少のパーティングラインと気泡による穴とそれなりに出来るスキマは許容範囲。
体の半分くらいあるデカいしっぽに感心しながら組み立て。
で、プライマを吹く。
存在感のある凛々しいお狐様の全高は6cm弱。
しっぽは塗装の邪魔になると判断して接着はあとまわし。ベースへの固定も同様。

カラースキームは白面九尾にちなんで白をメインにしようと思ったけど、作例と同じになるし、九尾ではなく七尾だし、だったらフツーに狐っぽい色でいいや。
というわけで、やや金毛を意識する方向で塗ったら完成。
アクセサリなどの細かいところまで再現されているのはまさにグレート。
でも塗り分けが超絶に面倒くせー!!
きっちりやれば見栄えはするので、労力に応じた達成感が得られるとも言えるけど。

狐の色とnmmの金が似た感じの色なので、イヤリングがやや識別しづらい。
銀のnmmにすべきだったと途中で気づいたものの、塗り直す気力がなかったのでそのまま。

目は瞳孔の凸モールドに黄色をのせただけ。あえて無視する理由もなし。

ベースはプラ板で神社の石畳みたいなものを作成。
あの白っぽい石の色を再現するのが難しい。
もっと明るい色から立ち上げて、濃い色を重ねていった方が良いのかも。普段とは逆の順番になるけど、いずれ試してみよう。

以上、kumikoの完成によりsignum gamesで買った4つのミニチュア在庫はすべて消化した。
総じて品質も出来も良好だと分かったので、今後はいっそう安心して買えるというもの。
手持ち在庫の状態をうかがいながら、気になるものを随時カートへ放り込み、無意識的に購入ボタンをクリックしてゆきたい。

バイアラン・カスタム ~バンダイ

バイアランってこんな形してたっけ?
と首を傾げていたら、名前にカスタムが付いた別物だったでござる。
確かにジェリドはこんなのに乗ってなかった。
カクリコンもビックリのカスタム具合である(適当)。

そういうわけで、ガンダムアーティファクトからディアスに続く2体目。
パーツはクリアレッドのランナー4枚。レアカラーらしい。
が、ディテールが分かりづらくなっただけで良いことがまるでない。
光らせたりしないし、どうせ塗装するし、まったくもって無意味なレアである。

全体的に合わせ目が目立つ構成で、ヒケもちらほら。しかも消すのが面倒なところもあり。
ので、正面側だけをやっつけで処理した。
あと、組み立ての順番逆じゃない? 的なところが説明書にあって、接着しながら進めてたらパーツを削るハメになった。

それでも説明書があるだけマシか……と思えてしまうのは、ホワイトメタルやレジンのキットばかり作って調教されているおかげと言えよう。

で、サフを吹いたところ。
足裏にはまた磁石を仕込んだ。足の爪それぞれに埋めてあるので計6個。
デカい肩と背中のブースタのせいで重心が上の方にあるのと、接地面積があまり広くない関係からディアスほどの安定感はない。
よって、ベースのスチールシートを3枚重ねて補強した。
無駄にコストのかかるバイアランである。

カラースキームは新緑の季節ということで緑をメイン。あとはアクセントを入れるくらいで。
在庫消化を省力化して、手早く済ませる方針。
完成してみたら、新緑というより深緑な感じの緑になった。
この色の組み合わせはむしろアッシマーを思わせる。

それにしても肩がデカいなぁ。空気抵抗がすごそう。
こんなのが飛行するとか正気じゃない。燃費的に。
などといらぬ心配をしてしまうデザイン。

可動は腕の前後と、ブースタの傾きを少し調整できる程度。
いずれにしても退屈な直立ポーズしか取れないので固定推奨。

ベースは屋内のデッキぽい何かを想定して手書き。
パネルラインはもっと細く引いておけば良かった。

最後にディアスとのサイズ比較。
横幅で圧勝。さすがのイカリ肩。
でも格納庫で邪魔になりそう……などといらぬ心配(以下略。

さて、ガンダムもモビルスーツもこれでお腹いっぱいなので、さっさとミニチュアを塗る作業へ戻るのである。

Penthesilea Amazon Biker Special Edition ~Infinity

infinityのpenthesilea、バイク乗りミニチュアシリーズ(と勝手に呼んでる)の1つ。
フロントフォークが重そうだなと思いつつ、フォワードコントロールのバイクもたまには良かろう、ということで買った。
ちなみにどこがスペシャルなのかは不明。

素材はホワイトメタルでパーツはコレ。
ディテールは良好。が、作成はちょい面倒。
適当に組むと足が地面に付かなかったり、手がハンドルに触れなかったりするので、ライダーとバイクの位置合わせは必須。

とりあえずバイクを先にベースに固定してから、ライダーを作成。
それでも右足の位置が悪かったのか、ステップにはつま先しか載らなかった……無念。

塗装のことを考えて、バイクとの接着は最後。それからプライマを吹く。
なお写真は撮り忘れた模様。

カラースキームは黄色で。発色しにくいから難しい色ではあるけど。
そんなわけで塗ったら完成。
太いリアタイヤがナイス。
内燃機関を強調したデザインもイイ。
未来的バイクも好きだけど、レシプロにはレシプロにしかない魅力がある。

バイクの形状的には、トップブリッジの前にある出っ張りとか、フロントフォークの間にあるスキマがわりと謎。ので、適当に模様などを書いておいた。

ぼんやりとusインターカラーを想定していたのでパターンを入れようと思ってたけど、カウルがタンク部分にしかないし、完成したらほぼ見えなくなるしで結局やめた。

他、ウィンカーにはプチoslを。
あとマフラーの色がビミョー。ウェザリングマスタで焼け表現をやろうとして失敗したというのもある。こんなことなら素直に塗装しておけば良かった。

乗ってる人には目を入れた。これでも白目はモールドより大きくなっていることに留意。
そうでもしないと黒目が描けない。そんなサイズ。

ベースはレース場ということにして、チェッカーぽいものをフリーハンドで。
例によって汚しすぎた感あり。
46はインターカラー繋がり。分かる人だけ分かればいい、みたいな。

さて、たまにはバイクミニチュアを作るのも気分転換になってよろしい。
他にも在庫として抱えてるけど、連続して作ると飽きそうなのでまた機会を見て消化してゆく。
在庫の増加を抑えている今が好機であるからして。
いつまでももつか分からないけど。

Ulrich von Eichenwald ~Signum Games

 signum gamesからulrich
"ウルリッヒ・フォン・アイヘンヴァルド"という名前からしてドイツ人なのかもしれないミニチュア。
馬上槍が長くてナイス。ゆえに購入。

素材はレジン。
見ての通り、パーツ数が多い。ので、組み立てはやや面倒。
しかもパーツの合いがイマイチで、スキマ埋め必須。
でもディテールは良い。多少、歪んでるけど。

組み立ててプライマを吹いたところ。
上半身と馬体は別々に塗った方が良さげなので未接着。
同様にベースにも固定してない。ちなみに馬の足裏には真鍮線を仕込んである。

カラースキームは作例が赤なので、それ以外にしようということで緑っぽく。
でも完成してみたら、なぜか青っぽくなった件。
全体的に悪くはないんだけど、ulrichさんの上半身が大きくてアンバランスな感じも受ける。
下半身が寸詰まりとでもいうか。
肩とか頭に付いてる飾りの主張が強いので、余計にそう見えるのかも。

鎧やら槍はnmm。
金色の方はもう少しコントラストを強めにしても良さそう。このあたりの塩梅は今後も模索してゆく。
槍はスチールランスぽくなった。もっと白を強めのグレーにして、作例みたいなシルバーランスを目指すべきではあった。

ベースにはインスタントコーヒーみたいな形状のマテリアルをまいてみた。
スケール的にちょっと大きすぎる気がしなくもないけど。

以上、作るのがやや面倒で塗るのもプチ面倒なulrich von eichenwald。
値段は手頃で出来も悪くないので、多少の苦労を許容できる人にはオススメのミニチュアと言えよう。

Z3R0 ~Bigchild

bigchild のアンドロイドシリーズ(勝手に呼称)からz3r0。現在、当のbigchildはサイトリニューアル中ということで商品ページにはアクセス不可。今年1月からずっとこんな感じなので、このままフェードアウトしてしまうのではないかと危惧している。ミニチュア販売だけではあまり...