Tiny Asteria Chibi ~Kimera Models

kimera modelsのkickstarterキャンペーン、tenebrae
そのリワードが予定通りのスケジュールで今月到着した。
アートブックに関しては遅れが出ているようだけど、注文していないので影響はなし。
で、早速このtiny asteriaを作ってみたのであった。

素材はレジンでパーツは以下の2つ。
ディテール良好。パーツの合いはフツー。
良い感じにデフォルメされたミニチュアである。
なおベースは付属しない。

組み立ててプライマを吹いたところ。
全高は約3.5cm。
5cmくらいはあると勝手に思っていただけに、届いた時はその小ささに驚いた。
まあ、元々が全部入りのプレッジを選んだ人用のオマケなので、コストを考えればサイズ的にはこれくらいが妥当とも言える。

ちなみに、そんな高額プレッジをする余裕はないので、別途10ユーロを払って購入したものであることは断っておく。
そもそもコンプリートに興味はないし、ましてゾンビのミニチュアとかいらないので。不死属性でもあれば別だけど。

そんなtiny asteriaを、一緒に買ったこのkimeraのカラーセット、dark fairy talesを使って塗ってみる。
セットには例によって簡潔(あるいは説明不足)なリーフレットが同梱、そこにゴールドのnmmの塗り方が掲載されている。これを実践してゆきたい。

まず、指示に従ってベースの色を塗る。
が、初っ端からリーフレットの写真の色と同じにならないという既視感。
gold 79, salmon skin、黒をどれだけ混ぜても赤味が足りないのはなぜなのか。
答えは出ないままハイライトへ進む。
次はkimeraのwarm yellowと白でivory的トーンを加えろとあるので、vallejoのivoryで代用。
さらにivroyの量を増やしていき……
指示にはないけど、ベース色に黒を混ぜたもので陰影を付けたりして……
もっともっとivory……
最後にパネルラインを入れて(これ重要)、エッジ部分にivoryをのせたら終了。
感想は、ゴールドにしては黄色味というかオレンジ味が不足している印象。
とはいえ、リーフレットの完成写真からしてそんな感じなので、これはそういうレシピなのだと理解した。
もう少し改良が必要な気はするけど、表現の1つとして使えそうな予感。

さて、残りの部分は適当に塗る。
したら完成。
顔のコントラストはまぁまぁ。
頬の部分はこれくらい大袈裟に赤を足した方が良さげ。
ただ肌がちょっと白すぎる。ハイライト(vallejoのlight flesh)の面積をもっと減らすべきだった。

一方で髪の色はコントラストが物足りない。
ベースの色(vallejoのsteel grey)が明るすぎるのが原因と思われる。

ベルトと手袋の革表現もイマイチ。
オレンジレザーのレシピはまだ模索中なので、試行を継続。

最後に、今回のキャンペーンで買った物(カラーセット以外に)。
asteria本体は気が向いたら作る。そのうち、いつか、遠くない未来に。
単品のボトルは、最高にクールな青色であるred shadeの予備。
これで気兼ねなく使いまくれるというもの。
あらゆる在庫を青で染めてゆくから覚悟しておけ(嘘)。

Pinup Scout of Death ~Kingdom Death

kingdom deathのpinup scout of death。
このpinup of death3に含まれる1体。
現在はバラ売りもしているので単品でも買える。

ミニチュアの素材はプラスチックでパーツはランナー1枚。
顔のモールド含めてディテールは良好。
パーツの合いはフツー。スキマはできるけど目立たないよう分割は考えられている。

組み立ててプライマを吹いたところ。
眉尻の下がった表情が特徴的。
見るからに目が小さく、この時点で黒目を入れるのはあきらめた。

パーツ構成的には、バックパック with 右手と本体部分とに分けられる。
ので、そこで仮留めしてある。

カラースキームは赤と黒を採用。
斥候あるいは偵察という設定を尊重し、あまり目立たないように。
全体的にコントラストが物足らず、塗装結果はいまひとつ。
とりあえず、カラースキームのせいにしておこう(責任転嫁)。

写真では分かりにくいけど、下腹部に控えめなたるみがある。
前屈みのポーズによるものなのか、キャラクタ的な特性なのかは不明ながら、リアルでナイスで感服した。
こういう、わりとどうでも良いと思われるディテールを見つけて堪能するのが好きなのであった。

目はこれでほぼモールド通りのサイズ。それでも右目はちょっと大きくなってるかも。
白目だけなので怖いけど、まあ仕方ない。妥協とはかくあるべし。

モモに巻き付いた、ヒモ的ベルトみたいなやつの色がビミョー。
素直に赤か黒にしとけば良かった。

他、バックパックは小物が多くて塗るのが面倒くさい。
肌の色がちょっと白すぎる気もする。
ベースはトーンに合わせた紫ではなく、うっすら緑系で塗るべきだった。

などと反省点は多くなったものの、ミニチュアの出来自体は悪くないので、ハの字眉毛の表情にソソられたら買って作ってみるのも一興と言えよう。

が、送料が超高いのでご利用は計画的に。

小岩井よつば ~Brick Works

増え続ける在庫から逃避すべく衝動買いした、小岩井よつば。
漫画よつばと!の主人公をリアルな造形で再現したミニチュア、あるいはフィギュアである。

そんなよつばの素材はレジン。付属のダンボーヘッドはプラスチック。
ディテール良好。ファスナー部分はやや曖昧だけどサイズを考えれば許容範囲。
パーツの合いはフツー。本体と後頭部(ドローンみたいなパーツ)の間にスキマができるので埋めるのを推奨。

組み立ててプライマを吹くとこうなった。
スケールは1/20で、全高5cm強。
足裏には磁石を埋め込んである。
台座に固定するよりは、他のミニチュアなどと並べた方がポーズが生きる。そんな気がしたので。

カラースキームは原作準拠。ツナギの服は青で塗る。
で、完成。
ミョーに現実感と存在感の増したよつばがイイ。
いわゆるキャラクタモデルとは一線を画す出来である。

髪はあまり明るくなりすぎないようにトーンを抑えめに。
vallejoのolive greenとdeep forest skinのミックスをベースに、同ivory、scale75のophiuchus greenでハイライト。

ツナギはいつものred shade(kimera)を使用。ハイライトは白とのミックス。
実に良い青であるからして、スキあらば多用しまくりなのであった。

ベースにはスチールシートを貼って、原作本を参考によつば作の絵をフリーハンドで描いただけ。

あと本体だけでなくダンボーヘッドにも磁石を仕込んであるので、こんなこともできる。
なお、実用性は特にない模様。

以上、小岩井よつばは、そのリアルさゆえに笑えてくる不思議なミニチュア。
のっぺりしたキャラクタモデルでは物足りない好事家には、ぴったりな一品と言えよう。

個人的にはこういうのがわりと好きなので、他のキャラクタでもリアル化したミニチュアを出して欲しいものである。

Z3R0 ~Bigchild

bigchild のアンドロイドシリーズ(勝手に呼称)からz3r0。現在、当のbigchildはサイトリニューアル中ということで商品ページにはアクセス不可。今年1月からずっとこんな感じなので、このままフェードアウトしてしまうのではないかと危惧している。ミニチュア販売だけではあまり...