増え続ける在庫から逃避すべく衝動買いした、小岩井よつば。
漫画よつばと!の主人公をリアルな造形で再現したミニチュア、あるいはフィギュアである。
そんなよつばの素材はレジン。付属のダンボーヘッドはプラスチック。
ディテール良好。ファスナー部分はやや曖昧だけどサイズを考えれば許容範囲。
パーツの合いはフツー。本体と後頭部(ドローンみたいなパーツ)の間にスキマができるので埋めるのを推奨。
組み立ててプライマを吹くとこうなった。
スケールは1/20で、全高5cm強。
足裏には磁石を埋め込んである。
台座に固定するよりは、他のミニチュアなどと並べた方がポーズが生きる。そんな気がしたので。
カラースキームは原作準拠。ツナギの服は青で塗る。
で、完成。
ミョーに現実感と存在感の増したよつばがイイ。
いわゆるキャラクタモデルとは一線を画す出来である。
髪はあまり明るくなりすぎないようにトーンを抑えめに。
vallejoのolive greenとdeep forest skinのミックスをベースに、同ivory、scale75のophiuchus greenでハイライト。
ツナギはいつものred shade(kimera)を使用。ハイライトは白とのミックス。
実に良い青であるからして、スキあらば多用しまくりなのであった。
ベースにはスチールシートを貼って、原作本を参考によつば作の絵をフリーハンドで描いただけ。
あと本体だけでなくダンボーヘッドにも磁石を仕込んであるので、こんなこともできる。
なお、実用性は特にない模様。
以上、小岩井よつばは、そのリアルさゆえに笑えてくる不思議なミニチュア。
のっぺりしたキャラクタモデルでは物足りない好事家には、ぴったりな一品と言えよう。
個人的にはこういうのがわりと好きなので、他のキャラクタでもリアル化したミニチュアを出して欲しいものである。