Citadel Contrast Paintで顔を塗る


citadelの新型、contrastを試す。
対象はraging heroesのミニチュア 、Anthea the Just
肌色のレシピはcitadelのお手本通り(tanned flesh)、grey seer からの guilliman flesh。
この grey seer のボトル、既存のbaseより重い気がする。
顔料が変わったせい?  数グラムの違いだけど。

まずは grey seer を塗った。
髪の色が celestra grey なので分かりづらいが、ちゃんと塗ってある。
色合いはcelestraよりもホワイトよりのライトグレー。
ここに guilliman flesh を重ねる。
これが battle ready状態、らしい(citadelに言わせると)。
う〜ん……確かに肌色っぽくは見えるけど物足りなさも感じる。
モールドがもう少しはっきりしたミニチュアなら、また違う印象を受けるかも。

contrastは下地の色がそのまま透過するので、クリア系の色を塗る感覚に近い。
まあ、予想通りではある。

いずれにしても、これでは我慢できないし許せない。
ので、上から kislev flesh を塗った。
これが parade ready、なのか?
といっても、唇は塗ってるし、実際には kislev flesh 単色ではなくいろいろ混ぜてるので、すでに別物という可能性も。

だいぶ見られるようにはなった。
なったが…ここまで来たら目も描かないと我慢できない。陰影には逃げたくない。
経験上、そうしてドツボにはまっていくことは分かってるし
最終的には取り返しがつかなくなって、シンナー風呂行きだってことも知ってる。
でも…それでも止められないんだ!
塗装沼とはそういうものなんだ!

そして2時間くらい格闘した結果——。
黒目がかすれてるし、塗り跡がキタナイ……
でも遠目でしか見ないから、こんなもんでいいんだよ!(と、自分を説得)
これ以上やったら、確実にラッカーシンナーが待ってるし。
(completed Anthea the Just is here.)

結局、今回は contrast paintを使う必要がまったくなかった件。
少なくとも顔塗りに関して言えば、base → shadeのクラシックメソッドで問題なさそう。
顔以外の部分の肌表現には使えるかもだけど。

あと contrast で気になってるのは
革(NAKEBITE LEATHER)と毛皮(GORE-GRUNTA FUR)の表現。
youtubeで見る限りは良さげなので、買って試してゆきたい。

Rage Craft


rage craftのミニチュアが良さそうだったので買ってみた。
ボークスでも売ってるけど、本家よりかなり高いので直販の方がお得。
80ユーロ以上で送料無料だし、こんなアートワーク的なカードも付いてくる!

はるばるポーランドからやってきたミニチュア のうち、今回はthe witch kingを作ってみる。
しっかりとした化粧箱には、クッションとパーツの入った小袋。
取り出すとこんな感じ。
 サイトにもあるように、頭と武器(腕)が選択可能。
モールドは細部までシャープ。キャストは好印象。
まずは仮組み。
なかなかイイ。
ただ、前垂れの向かって右側(左手で隠れてるあたり)にヨレっぽいものが。
まあ、あんまり目立たないから許容範囲か。

バラしてタミヤのグレーサフを吹く。
塗装に支障がないところだけ接着する派なので、最後の組み立てが一番緊張するという罠。
メイス先端の余剰部分は持ち手として使う予定。
左手の甲のパーティングラインを処理してたら、削りすぎて絶壁みたいになるの巻。
なんてこった…。

気を取り直して、だいたい塗ったところ。
前垂れというか腰布のヨレがよく分かる。
鎧の色はシタデルのstegadon scale green。
こういう暗い色は、shadeを入れてもあまりメリハリが出ないのが難点。
ので、エッジにハイライトを入れた。

平行してベースを作る。
公式の作例がステキなので、真似してみることに。
あっちは直接ベースに模様を描いてるっぽいけど、そんな絵心はないので
プラ板を切り出して放射状に貼る。
真ん中の穴はサークルカッターの針によるもの。
本体を置いたら見えなくなるだろうと思ってたら、そうでもなかったという事実があとで判明する。
ベースからはみ出てるところはカットして、ヤスリがけ。それから色ぬり。
こんなもんか。
あんまり明るい雰囲気でもないので地味な方向で調整。
放射部分はもう1層増やして、3層にした方が良かったかもしれない(グレーの部分を2分割)。
でもどうせ半分くらいは見えないしなぁ。

そして、唐突に完成。
目もちゃんと入れたよ。写真には写りにくいけど。
削りすぎたせいで、左手から凹凸が消えた。
おかげで猫の手みたいに見える……。
こんな失敗ばかりしてるけど、わたしは元気です。

横から見るとこんなの。
ライティングは控えめの方が雰囲気が出るかも。

結論、
rage craft、気に入りました。

買ってない残りのミニチュアも注文します。これでコンプです。
どうもありがとうございました。在庫がまた増えるよ。

なお、10月にはkickstarterでプロジェクトを始める模様。
ファンとして、喜んでお布施をしてゆきたい。

在庫確認 ~Privateer Press


在庫を確認して消化を促進していこうのコーナー。
今回はprivateer press
gamesworkshopの金ピカを塗るのに飽きた時(値段も高いしね…)、いろいろ探してて見つけた。
ボードゲームのwarmachineが有名らしいけど、そっち方面はノータッチなので
お求め安くて良さげなものをいくつか購入。
amazon.comで。
こんな感じのブリスターパックで売られている。
製品写真とか説明書なんてものは付いてないので、公式サイトで確認するしかない(いつものこと)。
ボードゲーム用のカードが入ってたり入ってなかったり。基準は不明。
素材は主にホワイトメタル。
ある程度のサイズになると、レジンとのハイブリッドが多い印象。

ひとつ仮組みしてみた。
斧が重いので瞬着だけでは厳しそう。これは軸打ちがいるなぁ。
満足したので、ばらして再びブリスターへ。
そのうちまた会おう。

で、これまでに作ったものをいくつか紹介。
左側は全部ホワイトメタルで、それはもう作るのに難儀した。
馬さんのパーツ分割は、背骨に沿った真っ二つ。実に男らしい(オスっぽいモールドあり)。
顔は一方に付いてて、首の根元あたりで接合。ちなみに耳は別パーツ。
パーツ同士の隙間もなかなか。
騎士さんを乗せるのに何のガイドもないから、尻から鞍に軸を打ったりして強度を確保。
そうでもしないと旗が持てない。
さらに、石垣と接している馬の両足だけで、旗を含むすべての上体を支える無茶ぶり。
かなりの強度が必要なので、軸打ち4本にこれでもかとエポキシ接着剤で固めた。おかげで石垣のモールドが埋まって、パテで再構築する羽目に。

…などといろいろあったけど、ポーズといい造形といい、かなりナイス。
ただ重いので、ベースはもっとしっかりしたものにした方が良かったかもしれない。
なにしろ、持ちにくいから。
製品はコレ(Lord General Coleman Stryker)。amazonで半額以下で買えた。
まあ、作るの大変だし、安くなるのも分かる。出来は良いのになぁ…。

右側のガチムチのおっさん(Sergeant Dragos Dragadovich)はレジンとのハイブリッド(頭、左右の腕 + 右のハンマーがホワイトメタル。残りの胴体は1パーツのレジン)。
細いキャラも良いんだけど、これくらいボリュームがある方が好き。

他にはこんな獣人(Loki)。
いつもの接着剤と一緒に。
こいつは左腕と武器だけホワイトメタル。あとは全部レジン。
サイズ的には上の馬騎士さんと同じくらいで、旗を含めると負ける。
塗装のイメージは某フォースのザッパさん。
が、できあがったものは、まったくの別人だった件。

そんなprivateer press、モノは良いので積極的に作ってゆきたい。
…と思いつつ、在庫は他にもあって、さらにまた増えそうなのであった。

Raging Heroes


たまたま見つけたraging heroesでミニチュアを買ってみた。
しょっちゅうセールをしてるっぽい。

それにしてもこのサイト、
最近商品を買った人の情報がポップアップで次々に表示されるんだけど個人情報的に大丈夫なのだろうか…。
名前と国 + 州(都市)だけだからokって判断か?
大らかというか、なんというか、まさに海外という感じ。
(レビューを書いたら実名で表示されるし。それと引き換えに10%offクーポンがもらえる)

ちなみに、発送はスムーズで注文から1週間くらいで日本に届いた。
フランスからの到着。

で、今回塗ってみるのはコレ(Ylancia Heart Piercer)。
素材はレジン。モールドは、多少消えてるけど、それなりに良好。
強めの離型剤がベットリだったので、激泡キッチンクリーナで洗浄して仮組み。
といっても、腕を付けるだけ。
商品説明に32mmとある通り、小さい。
この大きさだと、顔の塗装が厳しそう(モールドが浅いので技量的に)。
gamesworkshop(以下gw)の標準的なやつと比較。
やっぱり、ひとまわり小さい。
maxfactoryと出してるスペースマリーンヒーローズ1と同じくらいのサイズと思われる。
とはいえ、ボリューム(体積)は断然負けてる。
手始めにタミヤの白サフを吹いた。プライマー入りなので好都合。
とはいえ、ツメで引っかけば余裕ではがれる。あまり期待してはいけない。


シタデルを塗るならgwのベースコートスプレーが良いのは分かってるけど、プライマーが入ってるかどうか明示されてないので使えない。

パーティングラインは目立つところだけ消した。
腕は別で塗って、最後に接着の予定。
シタデルのbaseを塗ったところ。
タミヤサフの上からだと多少はじくので、何度か重ね塗り。
このあとshadeを入れて細かいところを塗り分ける。
だいたい塗れたの図。
目を入れるのは無理だと判断して、陰影に逃げた。
いつになったら顔がうまく塗れるようになるやら…。
その日が来るまでは
顔塗りに失敗してるミニチュア画像をネットで探して心の平穏を求めてゆきたい。
みんなで傷を舐め合おうじゃないか。
後ろはこんな感じ。
あとは適当にベースを作って、仏壇みたいなバックパックと銃を接着。
石みたいなのはエポパテで粗製したもの。うーん、このやっつけ感。
このミニチュアとコレとの違いは
バックパックと銃の有無 + 剣のデザインの模様。
バリエーション展開万歳。
最後にクレオスのつや消しクリアを吹いておく。
シタデルといえども、ラッカー並みに塗膜は強くないので保護は重要。
一緒に買ったミニチュア(Kristina Karlstein)とタミヤセメントとの比較。
ポーズが似てるなぁ。もう少し大きいと見栄えがしそう。
でも、このサイズだからこそ塗装が早く済む。
なお左のベースは自作した(商品に入ってなかったよ…入れ忘れ?)。

買ったミニチュアは残り2つあるので
シタデルの新型ペイント、コントラストが出たら塗ってみようかと考え中。

Z3R0 ~Bigchild

bigchild のアンドロイドシリーズ(勝手に呼称)からz3r0。現在、当のbigchildはサイトリニューアル中ということで商品ページにはアクセス不可。今年1月からずっとこんな感じなので、このままフェードアウトしてしまうのではないかと危惧している。ミニチュア販売だけではあまり...