Miyamoto Musashi Aristeia! outfit ~Infinity

史実の宮本武蔵とは、全然まったくこれっぽっちも関係ない。
それがinfinityのmiyamoto musashiである。

二刀流から連想される安直なネーミングでありながら、苗字まで同一にしてしまうところが海外ぽい。日本人の名前は良く分からねぇから、そのままでいいや的な諦観がうかがえる。

別ゲームaristeiaでスポーツ戦士をしていた経歴を持つことから、aristeia outfitとなっている模様。
infinityとaristeiaが同じ世界だったことに軽く驚きつつ。

素材は例によってホワイトメタル。
1箱に2体入り。体のパーツは共通で、頭と腕で違いを出していくスタイル。
2体もあるとカラースキームを決めるのが大変。
同じ色にするわけにもいかないし。
とりあえず1体を塗ってから2体目のことを考えることにした。

で、完成。
謎の構えが際立つポージングに異国情緒がふんだんに漂う。
国産にはない趣があり、実に味わい深い。

ケツを守る腰布みたいな装備もまた謎。
鎧でもないし、防御能力がある感じでもない。
仕方ないので装飾目的ということにして、2体目の方には紋を描いておいた。
本当は花札の絵柄でも描こうと思ってたけど、こんな狭いところに描くのは無理と判断。
筆がくたびれてたのも一因。そろそろ変えなくては。

にしても、日本刀をそれっぽく塗るのが難しい。
片刃なので西洋剣とも違うし。

以上、ハカマの丈が長すぎて地面に接触しまくりだとか、太刀がちょっと長すぎるとか、いろいろ思うところはあるけれど、そういう点も含めて海外産ジャパニーズ風ミニチュアの醍醐味と言えよう。
今後も鋭意、趣深いジャパニーズ風ミニチュアを買い求め、そして鑑賞してゆくのである。

Hsien Warriors ~Infinity

この太い腕、惚れ惚れするほどにマッシブ。
infinityのhsien warriorsはガチムチであり最高である。
他に語る言葉は不要と言えよう。

ミニチュアの素材はホワイトメタル。
で、パーツ一式。
組み立ては容易ながら、上半身と下半身の合いがちょっと悪い。でも接着剤を多めにしておけば、スキマも埋まって手間が省ける。

カラースキームはなかなか決まらず、いくつか色を選び混色したりして比較検討。
最終的には青っぽくありながら緑っぽくもある良く分からない色に決定。

あとは塗るだけ。
良く分からない色ながら、どことなく金属ぽくて良い感じになった。
レシピはscale75のbering blueにvallejoのperiscopesを混ぜたもの。ハイライトはそこにvallejoのsunny skin toneと白を追加。

今回もボリュームを意識して塗ってみた。
光の当たるであろう場所は明るく、形状を考慮しながらここは暗いだろうとか適当に。
ただ白と黒の部分の陰影の付け方が難しい。
このあたりはさらなる試行錯誤が必要と言えよう。

目はvallejoのfluorescent magenta。
が、vallejoの蛍光系の塗料は、どれくらいの量を塗ったら良いのか今ひとつ分からない。
少ないと発色が弱いし、多いと蛍光ぽさがなくなる。
こちらも使い方を探りつつ、最適解を追求してゆく。

剣の色も、緑、水色、ピンクあたりで迷った。
メインが寒色ということを鑑み、結局ビームサーベルピンクになった様子。

こんな感じのhsien warriors、
背中のファンネルみたいな放熱フィン的謎物体といい、どこぞの人造人間2号機を彷彿とさせる顔といい、様々な要素が混じり合いつつも破綻のないデザインがクール。
そしてあふれるガチムチ感……やっぱり最高である。

リック・ディアス ~バンダイ

リックディアス1
ガンダムアーティファクトとかいう食玩を買う。スーパーで売ってた。
久しぶりのガンプラ。
ガンダムへの興味を失って以来なので、下手すると10年ぶりくらいかも。

なぜ買ったかと言えば、サイズがミニチュアぽかったから。
でも全高6cmはあってやや大きめ。

商品の方はブラインドボックスではなく、外箱に中身が明記してあって良心的。
欲しいものだけを選べる財布に優しいシステムと言えよう。

キットのランナーは3枚。これに説明書と申し訳程度のガムが付属。
腕が前後に動くくらいで可動はほぼしない。よって構成はシンプル。
でも一部パーツがはまりにくい。が、値段を考えれば文句を言うほどでもなし。

ディテールはフツー。
最近のガンプラを知らないので、他のミニチュアと比べての評価とだけ断っておく。

合わせ目などを適当に処理してサフを吹いたところ。
手持ちの武器や背負ってる銃にパーティングラインがある。
この時点でそれに気づいたけど放置。
どうせ黒で塗るから目立たなくなるはず、という打算。

で、あらかた塗ったところ。
陸・ディアスならぬ空色・ディアスの誕生である──というのは冗談で、単に青っぽくしたかっただけ。
目が未着色なのと、武器のレンズらしき部分の塗装が完成したものとは異なる。
そこは最後の修正作業でどうにかするので、次はベース。

こちら55mmのベースに厚さ0.2mmのスチールシートを貼ったもの。
なぜスチールかと言えば、足裏に仕込んだ磁石を生かすため。
これでディアスをベースに固定する必要がなくなる。
シートを2枚重ねることで、重力に負けないくらいの磁力は確保した。
が、ブンブン振り回せば飛んでいくので過信は禁物。

最初はマグネットシートを使おうと思ってたけど、磁力が弱すぎて話にならなかった。
分厚いから工作にも向いてないし。

サフを吹き、駐機場的な雰囲気をイメージして塗装。
したら、調子に乗って汚しすぎた。
そして破線がガビガビなのは、マスキングに失敗したせい。
それを無理やりフリーハンドでどうにかした結果がこのザマである。

なお、21という数字に意味はない。
2月1日に塗ったから21。あるいは2021年だから21。真相なんてそんなもの。

ベースができたら最後にディアスを載せて完成。
リックディアス2リックディアス3
リックディアス4リックディアス5
なんというか、足デカすぎ、頭小さすぎ。
デフォルメ、あるいはそういうアレンジなんだろうけど、好みが分かれそう。
あと足も広げすぎ。もっと閉じてれば40mmのベースに載ったのに……。

青のレシピはナウシカの時とほぼ同じなので、ナウシカ・ディアスとも言える。
vallejoのdark prussian blueを元に、citadelのtemple guard blueのミックス、白のミックスを順にエアブラシで。
他は筆塗り。モビルスーツは平面が多いなぁとボヤきつつ。
あと白で塗ったところが無地すぎて物足りないので、ラインかマーキングでも描こうと思ったけどやめた。シンプルな方が良かろうという、ものぐさな判断。

手持ち武器の後端が背面のバインダに干渉するのがちょっと気になる。
塗装がハゲる程度には擦れ合うので、腕は固定した方が良さげ。そもそも動かす必要なんて皆無だし。

一番気になるのは、ポーズが棒立ちでつまらないところ。
どうせロクに動かないんだから、もっとケレン味あるポーズにして欲しかった。
そうすると自立しなくなってベースかスタンドが必要になってコスト増ゆえに断念、みたいな実情は想像できるけど。

それでも個人的には、サイズをひとまわり小さくして、クールでナイスな固定ポーズ、さらにベース付属なら最高だと思った。値段はそのままだと嬉しいけど、多少高くなっても買う。たぶん。

さて、このガンダムアーティファクト、他のラインアップがわりとミステリ。
2つのガンダムはともかく、なぜバイアランが? っていう場違い感。
でも次に買うならそのバイアラン一択だったりもする。
ので、気が向いたらまた買って作ってみたい。

それにしても、磁石を仕込むといろんなところにくっついて愉快。
ただ穴開けがソーゼツに面倒なのでリュータが欲しくなる……。

Z3R0 ~Bigchild

bigchild のアンドロイドシリーズ(勝手に呼称)からz3r0。現在、当のbigchildはサイトリニューアル中ということで商品ページにはアクセス不可。今年1月からずっとこんな感じなので、このままフェードアウトしてしまうのではないかと危惧している。ミニチュア販売だけではあまり...