史実の宮本武蔵とは、全然まったくこれっぽっちも関係ない。
それがinfinityのmiyamoto musashiである。
二刀流から連想される安直なネーミングでありながら、苗字まで同一にしてしまうところが海外ぽい。日本人の名前は良く分からねぇから、そのままでいいや的な諦観がうかがえる。
別ゲームaristeiaでスポーツ戦士をしていた経歴を持つことから、aristeia outfitとなっている模様。
infinityとaristeiaが同じ世界だったことに軽く驚きつつ。
素材は例によってホワイトメタル。
1箱に2体入り。体のパーツは共通で、頭と腕で違いを出していくスタイル。
2体もあるとカラースキームを決めるのが大変。
同じ色にするわけにもいかないし。
とりあえず1体を塗ってから2体目のことを考えることにした。
で、完成。
謎の構えが際立つポージングに異国情緒がふんだんに漂う。
国産にはない趣があり、実に味わい深い。
ケツを守る腰布みたいな装備もまた謎。
鎧でもないし、防御能力がある感じでもない。
仕方ないので装飾目的ということにして、2体目の方には紋を描いておいた。
本当は花札の絵柄でも描こうと思ってたけど、こんな狭いところに描くのは無理と判断。
筆がくたびれてたのも一因。そろそろ変えなくては。
にしても、日本刀をそれっぽく塗るのが難しい。
片刃なので西洋剣とも違うし。
以上、ハカマの丈が長すぎて地面に接触しまくりだとか、太刀がちょっと長すぎるとか、いろいろ思うところはあるけれど、そういう点も含めて海外産ジャパニーズ風ミニチュアの醍醐味と言えよう。
今後も鋭意、趣深いジャパニーズ風ミニチュアを買い求め、そして鑑賞してゆくのである。