guild ballより、葬儀屋ギルドのベテラン、hemlocke。
同ゲームからはharrietに続く2体目で値段は10ドル。まあ、相応……かも。
ミニチュアの出来は変わらず良好。
モールド潰れも若干あるけど目立たないからほぼ問題なし。
harrietの時は素材はプラスチックかと思ってたけど、どうやらレジンぽい。
パーツはキャストそのものだし、強度や弾性もプラとは違う感じ。
実際、大鎌の刃の部分があっけなくポッキリと逝ってしまった……。
この通り修正はしたものの、公式の商品サンプルを見て角度が間違っていたことが判明。
でもこのまま進める。気にしたら負けである。
葬儀屋らしくカラースキームは白黒にしようと思ったけど、白の代わりにあえてピンクを採用。派手すぎてもアレなので黒も使って塗ってゆく。
で、完成。
筆を新調したので目もちゃんと入れられた。タレ目になったけど。
あとこのサイズのミニチュアだと、白目の色はvallejoのdeck tanよりも単純に白の方が良さげ。
そうしないと、目自体が小さいこともあって黒目を含めて視認しづらくなる。
持ってる武器が左右ともに鎌なのは死神のイメージから……なのか?
それは良いとして、武器などは適当にnmm。
nmmで重要なのはコントラスト、ということを学んだので最近はそのあたりを意識してる。が、キレイに塗るのは難しい。
腕に巻きついてるのはヘビ。ヘビをヘビっぽく塗るのもまた難しい。
全体的に良くできたミニチュアながら、パーツがかなり細いこともあって何かと気を遣うのが難点。
両肩の部分をつまむようにして持ち上げないと、武器の後端の枝みたいなところを折りそうだし、さらに足も細いので正面(あるいは背面)からテンションをかけるのもヤバい感じ。
海外ではこんな繊細なものを本当にゲームに使っているのだろうか。
雑に触ってると、軒並み折れそうなんだけど。
こいつに限っては鑑賞目的にとどめた方が良さそう。
いや、ゲームはしないけれども。
以上、ナイスなディテールとスーパーな脆弱さを併せ持つhemlocke。
guild ballはすでにリタイア済みのゲームながらミニチュアはまだ売っているようなので、今度はシンプルでタフそうなものを選んで買ってゆきたい。