Chimera ~Etherfields

あーもー、何も作る気がしない。塗りたくもない。すべてがことごとく面倒くさい。
でも在庫は減らしたい。
一体どうすればいいんだ!?

経験上、やる気というものはあとからついてくることを知っている。だからまず手を動かせば良い。
そんなのは百も承知だけど、やりたくないものはやりたくないのである。
まったくもってただのワガママであり、それ以上でも以下でもない無意味な葛藤と言えよう。

そういうわけなので、プライマだけ吹いて放置中だったetherfieldsのchimeraを塗る。
切ったり削ったりする必要がないだけでも救われるのであった。労力的にも精神的にも。

そんなchimeraは組み立て不要のプラスチック製ミニチュア。
ディテールはフツー。
モールドはやや眠く、決して良いとは言えない。部分的には悪いところさえある。
でもデザインは好き。長いシッポとか。

カラースキームは紫を使用してゆくのみ。
で、完成。
どうでも良いけど、いや良くないけど、肌が白すぎる。
もう少しベースに肌色を効かせて、ハイライトを弱めるべきだった。
ちなみに使ったのはvallejoのfairy fleshとhighlight skinで、reddish fleshから立ち上げ。
あとは顔がミョーにのっぺりしている。陰影が足りないとこうなるから気をつけるように(自分)。

座ってる台みたいなものは銅ぽくしようと思ったけど、結果的にはマホガニーみたいになった。
ちょっと赤みが強すぎるものと思われる(色はvallejoのhull red)。

とりあえず、やる気がないわりにはそれなりに塗れた、ような気がしたけどただの気のせいかもしれない。

以上、chimeraはフツーのミニチュア。
品質的にはビミョーながら、ポイントは押さえられているので致命傷には至っていないという印象である。

最後にボックスにしまって終了。
これらはetherfieldsのミニチュアの一部であり、他にも十体以上あったりする(そしてさらに届く)。
あーもー、そういうことを書くとますますやる気がなくなってゆくのである。

Sagitarius ~Scale75

 scale75のzodiac mystic signsからsagitarius。
見ての通りのケンタウロスであり、射手座のミニチュアである。

素材はレジンで以下パーツ。
ディテールはまぁまぁ。
パーツの合いは悪い。
特に馬体がひどくて、スキマを埋めずに済ますのは無理なレベル。

頭(ボディ)のパーツは2つからの選択式。
が、フードをかぶっていない方のパーツは顔の真ん中に目立つパーティングラインがある。
鼻下から唇を越えて縦断しているせいで、極小のモールドを残したまま処理するのがかなり難しい。
せっかくstretch goalsで追加されたのに、これでは台無しである。
放棄が即時決定されたのもやむなしと言えよう。

すでにやる気をなくしながら組み立て。
で、プライマを吹いた(スプレー)。
ちょっと体が長いような。
というより、なぜこれを買ったのか疑問に思い始める。

カラースキームはもう何でもいい。適当に塗って完成。
スケイルメイルを1枚1枚塗るのが恐ろしく面倒くさい。
手っ取り早くドライブラシでやっつけておけば良かった。

他は特に書くことがない。
全体的にイマイチな感じが漂うせいか、gemini以上に愛着が湧かないミニチュアである。
本当、なぜこんなものを(以下略。

いい加減、必要のないものを買うのはやめてゆきたい。
有限の金と時間の無駄遣いである。
まるで学習しない自分を罵倒しつつ、それでも減らない在庫に首を傾げるのであった(また増えてる)。

Hulkbuster ~Marvel Crisis Protocol

ガチムチメカの最高峰、ハルクバスター
と付属品のアイアンマン。
別段マーベルシリーズに詳しいわけでも興味があるわけでもないけど、アイアンマンの映画だけは見ている。それくらいには好きなメカである。

そんなミニチュアの素材はプラスチックで、以下パーツ。
ディテールは案外に良く、至極まっとうなプラモデルである。
分割も考えられていて、合わせ目もそこまでは目立たない(消した方が良いところもあるけど)。
ランナー(あるいはsprue)は大半がハルクバスター用で、アイアンマンは中央下の小さい1枚のみで構成。

適度に合わせ目を処理してプライマを吹くとこうなる。
ハルクバスターが思ったよりもデカい。そしてアイアンマンは小さい。
実寸でそれぞれ12cmと7cm程度。ベースをのぞけば9cmと5cmなのでスケールは1/36くらいと思われる。
なおアイアンマンとベースをそのまま接着するとミョーに寝る形になるので、パテを使って角度を調整した。

カラースキームはレスキューアーマーみたいな配色にしようと思ったけど、アイアンマンと言えば赤と黄色であるからして設定通りに塗ることに。
殴りかかろうとしているハルクバスターのポーズがイイ。
ハリウッド映画といえば殴り合いであり、たいていはそうやって問題を解決するのである(偏見)。

アイアンマンのあのイエローゴールドは再現が難しい。
オレンジを加えて明るめのnmmにしてみたけど、結果的にはいつものレシピとそんなに変わらなかった。
赤の部分はvallejoのgory redに、citadelのevil sunz scarlet、vallejoのivoryなどでハイライト。
が、もう少しハイライトを明るめにしてボリュームを出した方が良かったかも。

アークリアクターやリパルサーレイが出るあの部分は白で塗ってから、vallejoのblue greenとverdigrisのミックスでglaze。
あまり青のイメージはないけど作例や説明書のイラストがそんな感じなので。

ベースの爆煙エフェクトはコミカルで面白い。でも塗るのは面倒というジレンマ。
さらにハルクバスターの方はスキマが埋めづらい(ので放置した)。

以上、ハルクバスターは良い意味で期待を裏切られたミニチュア。
おまけのアイアンマンも含めて完成度は高めであり、マーベルに疎い人にもオススメである。
特にガチムチメカが好きならば、迷わず買うべきアイテムと言えよう(おおげさ)。

Z3R0 ~Bigchild

bigchild のアンドロイドシリーズ(勝手に呼称)からz3r0。現在、当のbigchildはサイトリニューアル中ということで商品ページにはアクセス不可。今年1月からずっとこんな感じなので、このままフェードアウトしてしまうのではないかと危惧している。ミニチュア販売だけではあまり...