ガチムチメカの最高峰、ハルクバスター。
と付属品のアイアンマン。
別段マーベルシリーズに詳しいわけでも興味があるわけでもないけど、アイアンマンの映画だけは見ている。それくらいには好きなメカである。
そんなミニチュアの素材はプラスチックで、以下パーツ。
ディテールは案外に良く、至極まっとうなプラモデルである。
分割も考えられていて、合わせ目もそこまでは目立たない(消した方が良いところもあるけど)。
ランナー(あるいはsprue)は大半がハルクバスター用で、アイアンマンは中央下の小さい1枚のみで構成。
適度に合わせ目を処理してプライマを吹くとこうなる。
ハルクバスターが思ったよりもデカい。そしてアイアンマンは小さい。
実寸でそれぞれ12cmと7cm程度。ベースをのぞけば9cmと5cmなのでスケールは1/36くらいと思われる。
なおアイアンマンとベースをそのまま接着するとミョーに寝る形になるので、パテを使って角度を調整した。
カラースキームはレスキューアーマーみたいな配色にしようと思ったけど、アイアンマンと言えば赤と黄色であるからして設定通りに塗ることに。
殴りかかろうとしているハルクバスターのポーズがイイ。
ハリウッド映画といえば殴り合いであり、たいていはそうやって問題を解決するのである(偏見)。
アイアンマンのあのイエローゴールドは再現が難しい。
オレンジを加えて明るめのnmmにしてみたけど、結果的にはいつものレシピとそんなに変わらなかった。
赤の部分はvallejoのgory redに、citadelのevil sunz scarlet、vallejoのivoryなどでハイライト。
が、もう少しハイライトを明るめにしてボリュームを出した方が良かったかも。
アークリアクターやリパルサーレイが出るあの部分は白で塗ってから、vallejoのblue greenとverdigrisのミックスでglaze。
あまり青のイメージはないけど作例や説明書のイラストがそんな感じなので。
ベースの爆煙エフェクトはコミカルで面白い。でも塗るのは面倒というジレンマ。
さらにハルクバスターの方はスキマが埋めづらい(ので放置した)。
以上、ハルクバスターは良い意味で期待を裏切られたミニチュア。
おまけのアイアンマンも含めて完成度は高めであり、マーベルに疎い人にもオススメである。
特にガチムチメカが好きならば、迷わず買うべきアイテムと言えよう(おおげさ)。