Death High Erza ~ Kingdom Death

kingdom deathの女子高生版erza
メガネ越しの鋭い目つきがクールで最高、ということで購入。

ミニチュアの素材はレジン(3dプリンタ出力)で以下パーツ。
ディテールは最強レベル。メガネも目もちゃんと再現されている。さすがの3dプリンタ製。積層痕も目立たなくなっているし、このあたりの技術は確実に進歩していると感じる。
パーツの合いも良い。破損してるけど。

その箇所は見ても分かる通り、左足首と傘の持ち手。輸送中に折れたものと思われる。kingdom deathでは以前にもこんなことがあったので、箱の中にもっと緩衝材を入れてパーツを動かないようにして送って欲しいところである。

サポートに連絡すれば代替品を送ってくれるけど、2週間は待たないといけないし、その間にやる気がなくなるかもだし、そもそも買ったのは半年前だしと、仕方がないので今回も自力で救済を図る。

接着剤だけでは横から力が加わると簡単にポロリすることが判明したので(足の方)、渋々0.5mmの真鍮線を仕込むことに。あまりの面倒くささに、サポートへ連絡しなかったことをやっぱり後悔した。そんな自分の愚かさを呪いつつ組み立て。で、プライマを吹いた。
左腕は仮留め。右腕は迷ったものの、修復した傘が折れそうで怖いので、塗る前に接着して極力触らないようにする方針。

カラースキームは、名前通りに女子高生ということで制服にありそうな色を採用。ワンポイントは赤。そんな感じに塗ったら完成。
向かって左側(右足側)にやや傾いている……修復した左足のせいか。ミリ単位の話なので、気にしたら負けとも言えるけど。これも全部サポートに連絡(以下略。

メガネと鋭い目つきはこのミニチュアの命であるからして、黒目も入れた。相変わらず小さくて気を遣う作業と言えよう。

ベースはgreen stuff worldのレンガで石畳を作成。もう少し明るいグレーで塗った方が良かったような気もしなくはない。

以上、death high erzaはメガネからのぞくキツイ眼差しにシビれるミニチュア。
こんなにゾクゾクするというのに、いまひとつ人気がないのか、発売から半年が経ってもストアの在庫は潤沢な様子。

もしかしてアレか?  露出度が低いから売れないのか?  どいつもこいつもそっちが目的なのか?  煩悩にまみれやがって、コンチクショー!!(取り乱し中)。

とにかく、メガネっ子が好きならば是非買って愛でるべきなので、円安とか送料が高いとか現実的な些事はすべて忘れ去り、さっさとカートへ入れることを強く推奨したい。あと188個もあるしかないから早い者勝ちである。

Icxtaka ~Aradia Miniatures

aradia miniaturesのkickstarterより、icxtaka。
イロモノ系(失礼)ミニチュアが勢揃いの同キャンペーンにおいて、唯一の人間キャラクタ(ストレッチゴールでもう一体追加された模様)。まだ公式ストアには並んでいないものの、近いうちに買えるようになると思われる。
それにしてもこのicxtaka、どう発音するのかは謎である。

ミニチュアの素材はレジンで以下がパーツ。見ての通り、ベースは付属しない。
ディテールは良好。パーツの合いはまぁまぁ。
ハシゴ状のパーツは袋から出す時に折れて2つになった。ヒモ部分が1mmあるかないかの細さなので脆いのは仕方がない。こんな複雑なものを型から抜いたことに、逆に感心するくらいである。

組み立ててプライマを吹いたところ。
スケールは75mm。本体(槍なし)の実寸が9cmちょっと。
槍 + 右拳、左腕、両牙は仮留め。左腕は接着するかどうか迷ったけど、塗装のことを考えると邪魔なのは明白なのであとまわし。肩の接続部分は塗装でごまかそう。

カラースキームは設定通りに褐色肌を採用し、ヘビについてはカラフルにする。
で、塗ったら完成。
褐色肌と紫の髪を組み合わせたくなるのは、不思議の海のあの人の影響である。

それはさておき、褐色肌のレシピはハイライトの色の選択が難しい。
今回はやや白っぽいので、もっとvallejoでいうところのbasic skin tone的な肌色をメインにした方が良いのかもしれない。あるいはベースの色をもっと明るめの茶色で塗るとか。いずれにせよ、さらなる試行が必要そうである。

ヘビは実物の写真を参考に模様を描いて、仕上げにグロスバーニッシュでヘビ感をアップ。一方のトカゲは適当に。羽飾りのせいであんまり目立たないし。

台座は5cm四方の木製飾り台(¥170)。例によって例の如く表面処理をしてから、その上にバークチップとvallejoのtexture paintで土壌を構築。あとはシダやら葉っぱやら、それっぽいものを置いて色を塗りジャングルを再現。
こんなところを裸足で歩いたりしたら、さすがにキレイなままではいられまい。というわけで、本体に泥汚れを追加。

以上、aradiaのicxtakaはグレートなディテールが目を惹くミニチュア。ヘビ3匹にトカゲ1匹という、他には類を見ない爬虫類の充実ぶりも見逃せないところである。

さて、まだやる気が残っているようなので、この調子で在庫消化を進めてゆきたい。
『やる気とお金はあるうちに使え』、昔の人はよく言ったものである(捏造)。

アジトのポルコ ~ファインモールド

ファインモールドのアジトのポルコ
言わずと知れたジブリの豚さんのプラモデル。
ガンバスターを作り終えた頃に届いたので、やる気のあるうちに着手。デカい箱の在庫から消化してゆくのである。

キットの素材はプラスチックでランナーは以下の4枚。
ディテールは大雑把でそれなり。受話器の造形は良いのに、豚さんのベルトや、傘を縛りつけている箇所のモールドは怪しい。
パーツの合いはフツー。足の付け根あたり(外側)はスキマができるので埋めた方が良さげ。

とりあえず豚さんだけ組み立ててプライマを吹いた。
直立した場合の推定全高は7~8cm。
ワインボトルのパーツサイズ(2cm)からすると1/15程度のスケールと思われるけど、それにしては豚さんが小さいような……でもノンスケールと明記してあるからとやかく言わない。

キットのベースは早々に放棄を決定。
なぜならば、あの絶壁みたいな境界と、そこからはみ出す謎のタオル状物体が気に食わないから。なにこれ……。

そういうわけで、作業の大半をベースに費やすことになった。自業自得とはこのことと言えよう。
上から見ないと分かりづらいけど、テーブルとチェアにはパースがかかっているようで、奥側が狭まっている特殊な形状。豚さんやその他付属品はそうでもないのに、なんとも中途半端な構成である。

ベースは10cm x 10cmの木製台座(¥300)。例によって溶きパテを塗り、表面処理をしたあとで黒塗装した。その上に砂浜っぽいものを構築し、キットの付属品を配置。海にはヘビージェルメディウムやvallejoのwater textureを使用。
が、波打ち際の出来はイマイチ。水飛沫も大袈裟すぎて不自然な印象。ジオラマは難しいと改めて認識した。

他、塗装面では木材表現が単調とか、赤ワインの色がトマトジュースみたいだとか、コップを青で塗ってみたけどガラスぽくないだとか、いろいろ残念ポイントが多く反省することしきりである。これはもう実験作ということにしよう(逃避)。

以上、ファインモールドの豚さんは、まあ、それなりのプラモデル。
キット化してくれたことにだけ感謝して、それ以外については積極的に言葉を濁してゆきたい。

Z3R0 ~Bigchild

bigchild のアンドロイドシリーズ(勝手に呼称)からz3r0。現在、当のbigchildはサイトリニューアル中ということで商品ページにはアクセス不可。今年1月からずっとこんな感じなので、このままフェードアウトしてしまうのではないかと危惧している。ミニチュア販売だけではあまり...