guild ballとかいうゲームから、veteran harriet。
上記のサイトにもあるように、ゲームそのものがリタイア済み。ので、ミニチュアの商品ページがない。もちろん公式ストアにも売ってない。いわゆるひとつのディスコンである。
ミニチュアの素材はプラスチック。
組み立て不要の一発抜きで、ベースに接着すれば完成という潔さ。実にマーベラス。
パーツ構成については以後写真で済ましてゆく。
なぜならば、言葉で説明するより早いから。
ディテールは良好。
携えているペンチやスパナまでしっかり目視可能。左腕の義手の歯車まで再現されている。うまく塗れるかどうかは別問題ながら、サイズからすれば驚異のモールドと言えよう。
カラースキームはシルクハットつながりで、不思議の国のアリスに出てきた帽子屋を参考に、緑をメイン。
あとはプライマを吹いて塗るだけ。
で、完成。
サイズはinfinityと同等の25mmベースと思われる。が、背が低いだけあって、より小さい印象。
モールド通りに目を塗ると、その小ささから黒目を入れるのがシンドイ。
仕方ないので、なんとなく入ればそれで良いことにした。どうせ帽子に隠れてたいして見えないし。
義手は銅みたいな色にしようかと思ったけど、結局鉄っぽくした。
特大モンキーレンチみたいなものやその他を含めてnmmで。小さくて塗りづらいのはお約束。
ベースはもともと地面ぽい凹凸がモールドされていたので、茶色で適当に塗って草を生やしただけ。テクスチャを盛らずに済むのは楽でよろしい。
そんなスーパーディテールのveteran harriet、出来は確かに良いんだけど、一つだけ難点がある。
それは値段がミョーに高いこと。
換算すると1800円くらいしたから、マジでエクスペンシブ。
こんなに小さいのに、倍くらいある蛭子さんよりも価格が上ってどういうこと??
それとも蛭子さんが安いだけ?
そりゃまあ、ディテールを考えれば分からないこともないけど、やっぱり高く感じる。
でもこのクオリティなら仕方ない……ような気もしなくはない。
はっ!? もしかして、これが値段相応というプレッシャーかっ!?
そんな感じに若干モヤモヤしつつ、総合的には満足しているので、この際値段には目をつぶってゆきたい。
そして今後も値段には目をつぶって良さげなミニチュアを買ってゆく──などということは、決してないのである。