リック・ディアス ~バンダイ

リックディアス1
ガンダムアーティファクトとかいう食玩を買う。スーパーで売ってた。
久しぶりのガンプラ。
ガンダムへの興味を失って以来なので、下手すると10年ぶりくらいかも。

なぜ買ったかと言えば、サイズがミニチュアぽかったから。
でも全高6cmはあってやや大きめ。

商品の方はブラインドボックスではなく、外箱に中身が明記してあって良心的。
欲しいものだけを選べる財布に優しいシステムと言えよう。

キットのランナーは3枚。これに説明書と申し訳程度のガムが付属。
腕が前後に動くくらいで可動はほぼしない。よって構成はシンプル。
でも一部パーツがはまりにくい。が、値段を考えれば文句を言うほどでもなし。

ディテールはフツー。
最近のガンプラを知らないので、他のミニチュアと比べての評価とだけ断っておく。

合わせ目などを適当に処理してサフを吹いたところ。
手持ちの武器や背負ってる銃にパーティングラインがある。
この時点でそれに気づいたけど放置。
どうせ黒で塗るから目立たなくなるはず、という打算。

で、あらかた塗ったところ。
陸・ディアスならぬ空色・ディアスの誕生である──というのは冗談で、単に青っぽくしたかっただけ。
目が未着色なのと、武器のレンズらしき部分の塗装が完成したものとは異なる。
そこは最後の修正作業でどうにかするので、次はベース。

こちら55mmのベースに厚さ0.2mmのスチールシートを貼ったもの。
なぜスチールかと言えば、足裏に仕込んだ磁石を生かすため。
これでディアスをベースに固定する必要がなくなる。
シートを2枚重ねることで、重力に負けないくらいの磁力は確保した。
が、ブンブン振り回せば飛んでいくので過信は禁物。

最初はマグネットシートを使おうと思ってたけど、磁力が弱すぎて話にならなかった。
分厚いから工作にも向いてないし。

サフを吹き、駐機場的な雰囲気をイメージして塗装。
したら、調子に乗って汚しすぎた。
そして破線がガビガビなのは、マスキングに失敗したせい。
それを無理やりフリーハンドでどうにかした結果がこのザマである。

なお、21という数字に意味はない。
2月1日に塗ったから21。あるいは2021年だから21。真相なんてそんなもの。

ベースができたら最後にディアスを載せて完成。
リックディアス2リックディアス3
リックディアス4リックディアス5
なんというか、足デカすぎ、頭小さすぎ。
デフォルメ、あるいはそういうアレンジなんだろうけど、好みが分かれそう。
あと足も広げすぎ。もっと閉じてれば40mmのベースに載ったのに……。

青のレシピはナウシカの時とほぼ同じなので、ナウシカ・ディアスとも言える。
vallejoのdark prussian blueを元に、citadelのtemple guard blueのミックス、白のミックスを順にエアブラシで。
他は筆塗り。モビルスーツは平面が多いなぁとボヤきつつ。
あと白で塗ったところが無地すぎて物足りないので、ラインかマーキングでも描こうと思ったけどやめた。シンプルな方が良かろうという、ものぐさな判断。

手持ち武器の後端が背面のバインダに干渉するのがちょっと気になる。
塗装がハゲる程度には擦れ合うので、腕は固定した方が良さげ。そもそも動かす必要なんて皆無だし。

一番気になるのは、ポーズが棒立ちでつまらないところ。
どうせロクに動かないんだから、もっとケレン味あるポーズにして欲しかった。
そうすると自立しなくなってベースかスタンドが必要になってコスト増ゆえに断念、みたいな実情は想像できるけど。

それでも個人的には、サイズをひとまわり小さくして、クールでナイスな固定ポーズ、さらにベース付属なら最高だと思った。値段はそのままだと嬉しいけど、多少高くなっても買う。たぶん。

さて、このガンダムアーティファクト、他のラインアップがわりとミステリ。
2つのガンダムはともかく、なぜバイアランが? っていう場違い感。
でも次に買うならそのバイアラン一択だったりもする。
ので、気が向いたらまた買って作ってみたい。

それにしても、磁石を仕込むといろんなところにくっついて愉快。
ただ穴開けがソーゼツに面倒なのでリュータが欲しくなる……。

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