トップをねらえ! 第1話のシーンを再現した、マックスファクトリーのrx-7。カシハラさんの冴え渡る顔芸、その次くらいに印象深いあのキックが炸裂した瞬間を切り取ったプラモデルである。
ランナーは以下の2枚。
ディテールはフツー。パーツの合いはガンバスターよりも良い。が、合わせ目が目立つ構成は同様で、気になるから適当に処理しておいた(赤いノリコ機の左足をのぞく)。
組み立ててプライマを吹いたところ。
各パーツは仮留め。
頭がやや小さい感じはするものの、全体のプロポーションは悪くない。
カラースキームは設定通りで、特に考えることなく塗ったら完成。
ダイナミックなポーズがナイス。このキットの良さはそれに尽きると言えよう。
両機体の色は写真だと白に見えるけど、実際はivory(vallejo)である。劇中ではもっと黄色がかってはいるものの、個人的にはivroyが最適と判断した。白系ということでコントラストが出しづらく、影の部分が不足している。そこは塗装面での反省ポイント。
以上、マックスファクトリーのrx-7は固定ポーズの良さを最大限に生かしたプラモデル。出来が良いだけに、カシハラ機(青い方)の下半身の省略が惜しまれる。ここはプラスチックの使用量をケチらず、全身を作って欲しかった。それにより多少の値段が上がっても、この手のキットを買う物好きならば、きっと許してくれるだろうと思うのである(すでに許した)。