pegaso modelsのkickstarterを支援したらクーポンをくれた。
kimera kolorsが2割引になるやつ。
以前から気になっていた塗料でもあるので、これは良い機会とばかりに基本色とnmmのセットを買ってみた。
kimeraは1本30mlと容量が多く、ボトルの形状もマトモ(citadelのゴミクズボトルに比べれば)。
色数は少ないので混色が前提。
値段的には同容量のvallejoよりもやや高く、citadelよりはだいぶ安い。
送料を考慮しなければ、常用できそうな印象ではある。
日本でもフツーに買えるようになったら嬉しいけど、その場合、本国よりも価格は上がりそう。
だったらvallejoで良いや、となるかも。
で、そんなkimeraのnmmセットを試すのが今回の目的。
塗るのはこれ。a song of ice & fireのrose knights。
ぱっと見では分かりにくいけど、ディテールはビミョー。というか良くない。
カブト(あるいはヘルメット)まわりはモールドが潰れて不鮮明だし、肩や膝アーマーの装飾も怪しい。
そんな感じに残念ポイントが多めなので、イケニエとして捧げられることとなった。南無。
まずはプライマを吹く。
vallejoの黒に、ボリューム確認のためのグレーサフ(タミヤ)をうっすらと。
面倒なのでどっちもスプレー。
vallejoのスプレー缶はボトルのプライマとは成分が違うらしく、触ってると表面がベタベタしてくる。
持ち手などを付けて直接触らないようにした方が良さげ。
一方のnmmセットにはこんな感じのリーフレットが入っていて、塗り方を解説。
ゆえにこの通りにやれば誰でも最高にグレートなnmmを再現可能!!
……なわけはなく、どう頑張っても作例通りにならないことを経験的に知っている。
とりあえず、マネをする努力だけはしてゆきたい。
早速塗り始めてみたら、ステップ1の時点ですでに手本と色が全然違うという事実。
それでもめげずに塗ってみた結果がこれ。
なぜこうなった…まるで別物ではないか!?
全体的に青いのも気になる……。
黒を混ぜる手順を忘れたりしてるので、それが影響してるかも。にしたって青すぎだとは思うけど。
あと茶色(ground brown)が強すぎ。フツーは使わない色だし、もっと少なくても良さそう。
などとイマイチな出来にはなったものの、実験としてはまずまず。
今後はkimera kolorsも使用してnmmを実践してゆく。
さて、ミニチュアをこのまま中途半端にしておくのもアレなので完成だけはさせる。
剣だけは塗り直した。
再びvallejoのdark sea blueで。けどやっぱり剣に使うには青味がきつめ。
ディテールがもう少し良ければなぁ……と名残を惜しみつつ、箱に戻したら終了。
残りは9体。
いつ塗れるやら。いや、そもそも塗る気があるのだろうか。
それは誰も知らない。