Valka Curseborn, Chieftain of the North ~Privateer Press

privateer pressのゲームhordesから、valka curseborn, chieftain of the north
名前はヴァルカさん。種族はトロル(勢力はtrollbloods)で、二つ名にもあるように『北方の族長』らしい。
amazon.comで買って以来、1年ほど熟成させたあとでようやく日の目を見た。

仮組みの写真はここ
素材はレジンとホワイトメタルのハイブリッド。
パーツの接合部分にはそれぞれ真鍮線を入れてある。

途中経過の写真はないので唐突にベース。
岩はバークチップ。そこにジオラマ用のパウダーで苔を生やした。
この手のパウダーは、草の表現よりもこういう用途の方が良さげなことを発見。
完成したベースにまたもや真鍮線を刺してミニチュアを固定する。

肌を紫にすることだけは決めて、他のカラースキームは塗りながら決めた。
したら北国トロルというより、森トロルみたいになった。
まず第一の感想として、バークチップが厚すぎる。
おかげでバランスがイマイチ。半分くらいに割って使うべきだった。

金属部分はフツーにメタル系で塗った。
nmmにするか迷ったけど、在庫消化の意味合いも強いので、極力、楽をする方向で。
今回、シルバーの部分はarmy painterのplate mail metalを使用。
結構明るめの銀で、citadelのstormhost silverとrunefang steelの中間ぐらいの色合い。

ところでそのcitadelのボトル、
使ってるうちに塗料がフタに付いてしまりづらくなるわ、そうなると開ける時に手が汚れたりするわで、いいところが何一つない(フタに付く分、絶対塗料がムダになってるし)。
ので、最近はできるだけvallejoなどのドロッパーボトルのものを買うようにしてる。
入手性は劣るものの、値段は半分だし、品質にも値段ほどの差は感じない。

youtubeで、citadelをわざわざドロッパーボトルに詰め替えて使っている海外勢を見かけるたびに、「ですよねー」とうなずいてる。citadelボトルが使いづらいのは、もはや世界共通の認識と言えよう。

と、ボロクソに書いてるうちに思い出した。
そんな残念ボトルにもたったひとつだけ良いところがある。
それは、ドライブラシをする時、筆に塗料を付けやすいこと。
パレットに塗料を出さずに済むのは、ちょっとだけ楽(混色する場合をのぞく)。

でも本当にそれだけ。他には何も思い浮かばない。
無理してあげれば、地震が来ても倒れにくいことくらい。
それって利点?? と突っ込みたくなるレベルだけど。

──さて本題に戻ろう。
このミニチュア、細部までよくできてるし、多少毛皮マントの形状が平坦すぎてつまらないことをのぞけば、特に気になるところはない。が、それと同時に、カッコイイとかそういうわけでもない。

となると、今さら疑問に思うのである。
なぜこのミニチュアを買ったのか?

もう1年以上前のことなので、当時の記憶はすでに忘却の彼方である。
衝動買いなのか、送料がもったいないからついでに買ったのか……。
いずれにしても積極的な理由ではなさそう(さもなければ忘れないし)。

…とにかく、在庫を減らすと同時に、増やさない努力もしてゆきたい。
時間も金も有限であり、保管スペースもまた限られている。
宇宙のようにどこまでも膨張できないのである。

などと適当なことを言いつつ、
モデラーが在庫の山をせっせと積み上げるのは、カラスが光るモノを収集するかのごとく、その習性ゆえなのではないかとも、また思うのである。

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