志摩リンとバイクセット ~海洋堂

ゆるキャンの志摩リンとバイクのセット。ビーノがカワイイので、年末に衝動買いした。別にキャンプに興味があるわけではない。文明の利器なくしては生きていかれぬひ弱な身ゆえ、不便を楽しみ自然に親しむ行為と相容れないのである。

そんなプラモデルのランナーは以下1枚。
ディテールはまぁまぁ、パーツの合いはそこそこ。シートと一体のリアキャリアが折れているのは、パッケージを簡素化して箱をなくしたおかげである(皮肉)。特徴としては、すっぴんパーツとは別にプリント済みの顔パーツが付属すること。が、その分コストがかかっていると考えると、別パーツをなくしてもっと値段を下げて欲しいと思わなくもない。かように消費者とはワガママなものであることを示しつつ、組み立ててプライマを吹く。
スケールは1/24で全高6cm強。ビーノの付属物はだいたい仮留め。

カラースキームは実物のビーノを参考にブラウンを採用。チョコレート色の乗り物が好きなのである。志摩リンの方は画像検索をしつつ適当に。そうして塗ったら完成。
全体的に地味な感じになった。そのつもりで色を決めたので別に良いんだけど。

顔は例によって自力で解決。そのために、わざわざ新しい筆を投入した。穂先がビシッと決まるのは実に気持ちが良い。それができなくなったら、筆の寿命はほぼ尽きたも同然である(使えなくなるわけではない)。
拡大するとこんな顔。劇中の人物とはこれっぽっちも似ていないけど、そんなものは些細なことであり個人的には重要ですらない。自ら描くことにこそ意義があるのである。なお眉毛は前髪で隠れるので必要なかった。目のサイズはだいたいモールド通りだけど、もう少し大きくした方が良かったかも。そして、輪郭のない目は認めない(教義あるいは思想)。

他、サイドバッグの色がイマイチ。ビーノ本体との色の兼ね合いが難しいと言うか。ベースは55mmサイズ。vallejoのアスファルトテクスチャを使い、二輪車用の駐車スペースぽいものを作成。

最後にプリント済みの顔を使ったバージョン。接着していないから差し替え可能なのである。
陰影がないのでのっぺりとはしているものの、目が大きい分、愛嬌がある、ような気がする。でも目に輪郭が(以下略。

以上、志摩リンとバイクセットは、ビーノが最高にカワイイプラモデル。ビーノ好きなら迷わず買うべきであり、ゆるキャン好きなら買っても損はないかもしれず、志摩リン好きならどっちでも良い、そんなキットと言えよう。

衝動買いをしておいて何だけど、今年は在庫を優先して消化するのが目標である。5個消化したら1個買うくらいのペースで、在庫にも財布にも優しく接してゆきたい。

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