infinityのさすらい坊主、liang kai。
ユニークな構図ながら仏像を踏みつけているという、ある意味で罰当たりなミニチュア。
そんな反骨精神に惹かれて買った──のではなく、セールで安くなってたから購入。
元々23ドル(高い)のところ、40%offで13ドル。
ふむ、よろしい、ならば買おう。みたいな。
上記のページにもあるように、期間限定商品らしく公式ストアではもう売ってない。
が、市場在庫は潤沢ぽいのでまだ買える。
ミニチュアの素材はホワイトメタル。
パーツは以下を参照。
組み立ては容易ながら、右腕がなぜか2本入ってた。
おそらくは入れ間違いと思われるが、ありがたく頂いておく。いずれ有効活用するために。
カラースキームは紫をメインにしようとだけ決めて、なんとなく塗装開始。
したら完成。
朽ちてなお尊いは仏の微笑み──などと言ってる場合ではなく、作例をマネして足のアーマーだけ色を変えたら、ちょっとウルサイ感じになってしまった。体と合わせて紫にすべきだったと後悔。
今回は全体的にハイライトを強めに入れた。ボリュームとも呼ぶらしい。
光源を意識するのが難しいので、わりと適当感満載だけど。
剣はビームサーベルぽくピンクで。
が、柄の後端にも刃があって腕に触れているという矛盾。
これでは危険が危ないのでは……と思ってたら、脳内設定がエネルギーブレードから実体剣へと更新されたので無事解決できた模様。
腰やらモモの鎖かたびら的防具の模様が細かくて塗るのが大変。モールドも浅くてドライブラシもやりづらい。ちまちま塗るにも限度がある。よって、ほどほどに。
仏像はvallejoのピグメントでさらっと汚した。
このピグメントは手軽に良い感じなウェザリングができるので、もっと色を増やしてゆきたい。
5色くらいを目標に。
それにしても、この紫と赤紫の組み合わせはどこかで見たことがあるような。
何かのアニメのロボだったか……思い出せないけど。
以上、密度たっぷりで23ドルの価格もやむなしのliang kai。
本体もさながら仏像の出来も良く(たとえ踏まれていたとしても)、総合的な品質は高め。
定価で買う気にはならないもののセールなら大歓迎という、ワガママな消費者心理が錯綜するミニチュアと言えよう。
グレートな掘り出し物に乾杯して、今年も在庫消化をチマチマ進めるのである。