やる気が家を出たまま戻ってこないので、リハビリとして小さめのミニチュアを塗ることにする。選んだのはprivateer pressのcoalition weaver。こんなこともあろうかと、プライマだけ吹いて放置していた甲斐があったというものである(半分は本当)。
さてそのprivateer presss、現在ストアが閉鎖中である。月曜には復旧すると書いてあるものの、ここ1ヶ月まったく変化がない。これはおかしいと思って調べてみたら、warmachineをはじめとしたミニチュアゲームをsteamforged games(sfg)が取得、それに伴いストアも移転した模様。でもまだ完了はしていないようで、warcasterシリーズであるこのcoalition weaverの商品ページは見つからないのであった。
そんなミニチュアの素材はホワイトメタルで以下パーツ。
ディテール、パーツの合い、ともにフツー。組み立てる際、バックパックから伸びたケーブルの扱いには注意が必要。右手の杖に接続するのに調整は必至で、何度か曲げ伸ばしをしていたら根本からちぎれてしまった。まったく、もう少し余裕のある設計にして欲しいものである。
ため息をつきながらプライマを吹いた。
全高4cm。細かい塗り分けもなさそうなので全部接着した(ベースにも固定)。
カラースキームは赤系で差し色は緑系。シンプルな構成で迷いなく塗るのである。
最初はなんかイマイチに思えたけど、塗り進めていくうちに印象が良くなってきて、最終的にはそれなりにカッコイイ、となった。どんなミニチュアも、塗ってみるまでは分からないものである。
赤のレシピはkimeraのfuchsia skinとvallejoのgory redのミックス。買ったは良いけど全然使っていないkimeraの塗料をもっと有効活用してゆくのである。
差し色の緑はやや薄めな感じ。もう少し青を足しても良かったような気もする。
以上、privateer pressのcoalition weaverは組み立てづらさはあれど、総合的には悪くないミニチュア。塗装の手間も少なく、やる気のない時には助かるサイズである(塗りやすいとは言ってない)。そしてprivateer pressにおかれましては、sfgの元でも個性的でナイスなミニチュアをリリースし続けて欲しいものである。