寒くてやる気が出ない。
ので、このvaleriaの完成まで3週間もかかってしまった。
が、実に妙な話である。
塗装作業自体は1週間なのに、残りは何をしていたのか。
大雑把に振り返ってみよう。
まず、在庫の中から次に何を作るか決めるのに1週間(どれを選んでも面倒に違いない)。
組み立ててプライマを吹いた後、カラースキームを決めるまでに1週間(塗るのが面倒)。
つまり3週のうち2週は、面倒くせーを口実に何もしていなかったのであった。
まさに時間の浪費である。
そんな事情を経たvaleriaの素材はレジンで以下パーツ。
ディテール良好。鎧の装飾は細部まで抜かりがない。
パーツの合いは悪くないけど、メイス先端の位置合わせはした方が良さげ。
そのメイスは2つから選択可能。トゲトゲ球体がナイス。でも今回はパス。
プライマを吹いたところ。
スケールは75mm。実際の全高はメイス込みで約9cm。
写真では分かりにくいものの、胸を張るというか反っているポーズがユニーク。
頭(+メイスの先端)、盾(と左腕)は仮留め。
カラースキームは暗めのスチール系で。
ほぼ鎧なミニチュアなので、スキームもクソもないとも言えるけど。
塗ってる最中は鎧の青味が強いかなと思ったけど、完成してみるとそうでもなかった。
全体の色の組み合わせで印象が変わるのは面白いところである。
ただし、金色というか真鍮ぽい部分の色味はイマイチ。黄色の明度が高すぎなのかも。
その鎧はvallejoのdark sea blueとdark greyのミックスを元に、heavy blue greyと白でハイライト。
金色部分は、同japanese uniform ww2を元にpale sandとivoryでハイライト。glazeで黄色とオレンジを足してるけど、あまり効果はない感じ。レシピの方を改修してゆきたい。
マントはkimeraのphthalo green。ハイライトにここでもivoryを足したら、緑というよりエメラルドみたいな色になった。でもこれはこれで良さげな色ではある。
以上、valeriaは前髪ぱっつんの強そうなミニチュア。
重厚感のあるボリューミーな鎧がグレートである。
さて、年内にもう1つくらいは在庫を消化したいところだけど、例によってやる気がない。
あー、空からやる気が降ってこないものか。あるいは地面から生えてくるとか。
とりあえず、自分以外からやる気をもらって手を動かしてゆきたい(他力本願)。