フィギュアの素材はレジン。
パーツの合いはそこそこ。細かい部分(髪の先端や指先)に空洞があったり、一部、抜きの甘いところも。
とはいえ、このサイズのレジンキットとプラモデルがセットで実売3000円以下というのはかなり良心的。海外製品だとフィギュアだけで40ドルはしそう。
世界的に見て、日本の模型はお求めやすい値段なのかもしれない。
ミンメイの塗装方針は、説明書とは違う色で服を塗ること。
髪の色も変えようかと思ったけど、そうすると誰だか分からなくなりそうなのでやめた。
まずは肌色から。顔を塗ったところ。
キットには瞳用のデカールが付属。が、今回は手塗り。
普段は全長3センチ程度のミニチュアばかり塗ってるので、ある意味、目の大きさにビビる。
でもそのぶん塗りやすい。目をこらして格闘する必要もなし。
一応リターダは使ったものの、やり直すこともなく一度で終了。
気になるのは、あまりミンメイぽくないこと。
そして完成。
第一印象は──
あれ? ミンメイはどこいった?
……まあ、いいか。ミンメイに似てなくても。
服の色からして違うし。
こんなことなら髪の色も変えて別人として塗れば良かった。
以下、感想注釈など。
スカートとか腕のひらひらは、桜っぽい花の感じをイメージ。
が、ピンクはもっと薄くすべきだったと反省。
ちなみに、このひらひらを腕に付ける箇所は難度が高め。
瞬着とモデリングペーストで、スキマやら形状を修正してある。
自立しそうにないと思ってた足は、想像通り、接地感がイマイチ。
実はちょっと浮いてる(左足)。
固定用の真鍮線(黒で塗ってはある)が足裏に少しだけチラリと。
きちんと仮組みしないからこうなる。
ベースは32mmと25mmの2枚重ねで、余ってたデカールを貼った。
バルキリーとの比較。
うん、やっぱり……。
このキットの本体は、ミンメイだと思うのである。