組み立ててプライマを吹いたところ。
全高は約9cm。ランタンを持つ右手は仮留め。またもや黒のプライマはグロス仕様である。
カラースキームは髪をピンクにして、他はそれに合わせる形で色を決定。そこから3週間くらいかかって完成(実際にはその半分以下の期間しか作業してないけど)。
まず第一に、太モモに鎧を付けず、あえてさらけ出すという潔さを評価したい。ココを見てくれ! という強いメッセージが存分に伝わってくる。さすがkingdom death、それでこそkingdom death。求められているものをちゃんと出す、まさにプロフェッショナルである。
困ったポイントは、顔というか目の半分が前髪に隠れているので非常に塗りづらいこと。でもどうせキレイに塗ったところで視認性は悪く、はっきりと判別するのは困難なため、なんとなく目が見えれば良いと割り切ることにした。こうやって心の負担を減らしてゆくのである。
鎧のnmmはvallejoのdark greyとsteel grey、heavy blue greyを混ぜたものがベース。一方のハルバードはdark greyとdark prussian blue。色合い的にもそれなりに差別化はできたと思われる。塗装の過程は写真に撮ったので、やる気がない時にでも記事にしてお茶を濁してゆきたい。
そのハルバードに付属した謎の球状物体とランタンは光っているものと解釈し、ちょっとだけoslを実施。基本的にoslが映えるのは暗いシーンを想定した場合なので、今回は控えめにしておいた。
以上、kingdom deathのayaは、言うに及ばず、太モモなミニチュア。明快なテーマが直球で清々しく、ゆえに好感の持てるキットである。レジンの方はもう売っていないけれどプラモデルは販売中なので、太モモ具合が気になる人は買って損はないはずである。なお個人的には割れた腹筋派を自認しているのであって、太モモには何の興味もないことをここで断っておきたい(どうでもいい情報)。