Dāoyīng Operative Control Unit ~Infinity

その中性的なシルエットが良さげだったので購入。
dāoyīngの発音は不明ながら、名前からするとハッカー的な役割をする調査制御ユニット(直訳)の模様。

素材はホワイトメタルで、パーツは上半身と下半身の2つ。分割位置(体側面と首のあたり)はよく考えられているので目立たない。
サイズは全高4cmにベース2.5cmという、いつもの小ささ。

製品写真では分からなかったものの、特徴的な頭(おでこ)はかなりの絶壁。
その平面ぶりはイージス艦の艦橋に貼り付くフェイズドアレイレーダーを思わせる。
ゆえにハッカーなのかも。

外観はメカメカしくてロボぽいので、カラースキームはバーチャロイドにありそうな明るめの色を選択。
塗装の途中、左腕に付けてるアームガード状の装置に極小の陰陽マーク(☯️的なやつ)がモールドされてて驚愕する。
でもそんな小さいの塗れねーよ、みたいな。
このいかにも何か演算/通信してそうなポージングがナイス。

シンプルな色合いなのでマーキング的なものをもう少し追加しようと思ったけど、どこに何を描くのか決めるのが難しい。場所や形状を見誤れば違和感をもたらし、その数が多過ぎるとうるさくなる。
実際、右肩にロゴ的なものを描こうとしたものの、どうもしっくりこない。
おまけに場所が狭いのと曲面ということもあってうまく描けなかった。フリーハンドの道は険しい……。

ベースはナウシカでも使った砂をまいて色を付けただけ。
この砂、800円でアホみたいに入ってたので、今後もいろいろ使ってゆきたい。

これもそうだけど、ベースサイズ2.5cmのミニチュアは小さいゆえに集めやすい印象。
特にinfinityはディテールが良好で値段も手頃とくれば、コレクションに最適である。
が、ホワイトメタル(というかピュータ)製な上に塗装も容易とは言えず、決して万人向けではないのも事実。
そういう意味では、今後も好事家のためのアイテムというポジションを守り続けるであろう(特に日本においては)。

それはきっと商業的には悲しいことなのだろうけれども、infinityを擁するcorvus belliにおかれましては、今後もクールなミニチュアを鋭意、市場に供給していただきたい。
一介の愛好者として、ささやかながら買い支えてゆく所存である。

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