寝不足のフィオ ~ファインモールド

ファインモールドの寝不足のフィオ豚さんの出来がアレなだけに、当初は買うつもりがなかったプラモデル。それでも買ったのは、円安の今、海外のミニチュアを買うよりはお得だと判断したからである。そう、すべては円安のせいなのであった(衝動買いを責任転嫁)。

そんなキットはランナー4枚とデカールで構成。
ディテール、パーツの合い、ともにフツー。フィオの上半身にできるスキマが多少気になるくらいで、他は特に手を入れる必要なし。

組み立ててプライマを吹いた。
フィオの頭から足先まで6cmくらい。他のパーツは割愛。

色は何も考えずに設定通りに塗る。が、説明書の指定は全部無視。劇中のシーンがお手本である。で、完成。

ちまちま筆で塗ってみたら、わりと雰囲気が出て良い感じ。単色で塗るとどうしても玩具っぽくなるので、テクスチャを付けられる筆塗りが好適である。

徹夜明けの朝ということで、窓の外は明るくした。夜と想定して照明をoslにするのもありだけど、その照明の位置が気に入らない。パッケージの作例だと製図版の上にあるのに、実物はフィオの上にある。これだと暗くて図面が見えないではないか、みたいな。

その照明を支えるパーツは細く、塗っている最中にも震えるくらいに頼りない。いっそ真鍮線に置き換えて安心を得るのも手。もしその気力が自分にあったなら、照明を製図版の上に持ってきてoslを実践していたであろう……と妄想している。

他、デカールは極力使わずに筆で解決。製図版のデカールは白が明るすぎて不自然なため、周囲に合わせてトーンを調整。落ちている図面の方のデカールは背景を透明にして欲しかったところ。パーツの色と合わせるのは至難の業なので。

最後にフィオさんのアップ。
カワイくはないけど、これはこれで表情があって良い。ぱっちりと開けた目だけが正解ではないことを教えてくれている。

以上、寝不足のフィオは塗り方次第でいろいろと楽しめそうなプラモデル。豚さんよりは気に入ったので、個人的には買って良かったキットと言えよう。もし次作があるならば、同作の癒しこと、マンマユート団のボスを立体化して欲しいものである。

Naira ~Aradia miniatures

先月まで、 aradia miniatures のサブスクリプションに登録していた。何のサービスかというと、3dデータ(stl)が入手できる こちら 。3dプリンタも持っていないのになぜ登録したかといえば、欲しいミニチュアがあったのと(公式ストアでは品切れになってるやつ)、4ヶ月...