Greylord Forge Seer ~Privateer Press

privateer pressのgreylord
買ってパーツを確認した後、すぐに在庫へと放り込まれた悲しいミニチュア。
それから4年、あらゆる面倒くさいを乗り越えてようやく作成。
長期保存しても、全然さっぱり作りやすくなったりはしないのであった(当たり前)。

そんなミニチュアの素材はレジンとホワイトメタル。
privateer pressお得意のハイブリッドな構成である。
ディテールは良好、パーツの合いはフツー。
左足正面に目立つパーティングラインあり(塗装するまで気づかず結局放置した)。
特徴的なデカいマントは、腕に付いてる肩の丸い部分に載せて固定する形式。
が、その位置合わせが壮絶にしづらく、作成難度は高め。
胴体と腕の接続部分にもう少し親切なガイドがあれば良かったのに。

あー超面倒くせー、と真鍮線を仕込みながら組み立て。
で、プライマを吹いた。
マントは置いてるだけの仮留め。帽子同様、別で塗る。
案の定、マントの位置合わせがイマイチ。向かって右にズレてる。

カラースキームは困った時の青。そう、kimeraのred shadeの出番である。
思考停止万歳。
マッシブな鎧をまとったおっさんが最高にクール。

ほぼマントで隠れてるけど、今回は銅のnmmが良い感じに塗れた(腕の裏と背中から生えてる煙突前)。
レシピはcitadelのrhinox hideを元に、vallejoのgerman red brown、ivoryでハイライト。やはり重要なのはハイライトの位置である。

他、vallejoのdark greyを元にした鉄の部分も重厚感があって悪くない。
一方でオノの方は何かが足りない印象。こっちはcitadelのmechanicus standard greyが元。
マントと本体はほぼ点だけでの接着となり強度が不安である。

以上、greylord forge seerは作りづらくて塗り分け箇所も多い、手間のかかるミニチュア。
それでもおっさんミニチュアとしては高レベルなクオリティであり、スチームでパンクでいながら、むさ苦しさも余すことなく発揮している稀有な存在と言えよう(おおげさ)。

今後も不定期におっさんミニチュアを作成し鑑賞し堪能することを、ライフワークとしてゆきたい。

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