Everlasting Wet Palette v2 ~Redgrass

暑くてやる気が出ない。いや、気候に関係なくやる気がない。何も作りたくないし、塗りたくもない。あー、やる気はどこへ行った。帰省でもしているのか。何でも良いから、さっさと戻ってきて欲しいものである。

ということで、年に何度かやってくる、この風物詩みたいな状況をどうにかするべく、ウェットパレットを新調する(唐突)。
このredgrassのウェットパレット、新調と言っても買ったのは3年前のkickstarterで、それからずっと放置していたものである。貧乏性ゆえ、まだ使えるパレットをむやみに打ち捨てることができず、移行に二の足を踏んでいたのであった。でも今回は思い切って切り替えてゆく。やる気を出すために! 是が非でも!

パッケージの中身は以下。
本体、ボトルホルダ、外付けパレット、スポンジフォームx2、再利用可能な膜(reusable membraneの直訳)15枚x2。これに加えて、専用のシート(50枚)を追加で買った。

特徴としては、再利用可能な膜ことreusable membraneの存在。従来のシートの代わりに使うもので、塗料を水洗いして最低4回は再利用ができるという触れ込みである。でも今回は使わない。機会があれば別途レビューする、かもしれない。

今まで使ってきたmastersonのパレットとの比較。スポンジのくたびれ具合が年季を物語る。
ちなみに予備のスポンジもあるので、まだ使おうと思えばいくらでも使える。が、今回は思い切って(以下略。

redgrassの方のサイズは20.5cm x 30.5cm x 3cm。bigger is better、ウェットパレットにおいては大きさこそが正義、と言っても過言ではない(限度はあるけど)。mastersonのパレットで色を混ぜたり広げたりしていると、すぐにいっぱいになってシートを変えざるを得なくなる。それすなわちストレスであり、もっと広々とした領域を使いたいと常々思っていたのであった。

パレットに入っているのは真鍮線。真鍮は銅の合金なので、その抗菌効果で水を清潔に保ってくれる。細い方は年中入れていたので、酸化して真っ黒になってしまった。でもまだ使えるからそのまま続投。

そういうわけで、早速混色。
敷いているのは、いつものクッキングシート。入手性も良いし安いから、正直なところこれで十分である(専用シートを買った意味がない)。

使った感想としては、スポンジに凹凸がないのでシートが密着しやすく、セットアップが容易な印象。他はサイズが大きくなっただけで、フツーのウェットパレットである(当たり前)。

で、なぜこんな青やら緑っぽい色を試しているかと言えば、このミニチュアの髪の色を検討しているからである。
肌を塗ってから、カラースキームの検討と称して1週間ほどが経過中。広々としたパレットに気分が良くなったので、髪を塗ってみる。
もう少し陰影を付ければ良い感じになりそう。この調子で今月中には完成させたいところである。なおこれはあくまでも願望であり、予定ではないことに留意してもらいたい。

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